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富山市立富山市民病院
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電話番号 076-422-1112
〒939-8511 富山市今泉北部町2番地1
  法人番号 9000020162019

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診療各科・各部のご案内

各科専門外来の設置や集中治療室を整備し技術向上に努めます。

各部のご案内

はじめに

血液透析患者は年々増加の一途を辿り、2009年末で全国で約29万人、今後20年間は増加傾向が予測されています。なかでも近年、生活習慣病を背景に糖尿病性腎症が急速に増加し、1998年以後慢性腎炎を抜いて透析導入の原疾患のトップとなり、また、透析導入平均年齢が65歳と高齢化し、全身的な合併症をもつ透析患者も増加しています。当院においても、透析導入患者の増加、他院からの重症患者の紹介の増加に伴い、従来の11台の透析台数では対応困難となってきたことより、平成16年3月に、これまでの3倍(32台)の透析台数を収容可能な新透析センターへ移転しました。
平成21年7月から32台の透析が可能となり現在32台の透析機器はフル稼働しています。
新透析室の特徴は、最新の技術を用い、より安全で効率的な透析医療が実現可能となった点や、患者さんのラウンジや更衣室を広めるなど、より利用しやすくした点などがあげられます。
特に技術的な面では、中央監視システムを導入することにより、患者さん毎にきめ細かく治療条件をコンピュータに設定できるため、より精度の高い、正確な治療が可能となっています。各患者さんの透析中の治療状況も一括して管理出来るようになり、常に最新の情報をスタッフが共有できるようになっています。また、監視システムはスケールベッド(全8台)とも連動し体重がリアルタイムに表示されるため、適正な除水管理が可能になりました。
透析液の清浄化は貧血や透析アミロイドーシスの発症など透析患者の合併症に関わる重要な問題ですが、全透析装置に対し、エンドトキシンカットフィルター、クリーンカップラーを設置して透析液の清浄化対策にも取り組んでいます。
  • 透析内科外観の写真
    • 透析内科外観
  • 透析室の写真
    • 透析室の様子
  • 患者ラウンジの写真
    • 患者ラウンジ
  • 更衣室の写真
    • 更衣室
  • 中央監視システム内の写真
    • 中央監視システム
  • スケールベッドの写真
    • システムと連動しているスケールベッド

概要

昭和51年 血液透析開始
昭和62年10月 CAPD開始
昭和62年 持続血液浄化療法開始
平成11年4月 血液浄化療法科へ名称変更
平成16年3月 血液浄化療法科移転;透析中央監視システム採用
平成21年4月 血液浄化療法科から透析内科へ名称変更
7月 透析監視装置32台稼動

特徴

  • 急性腎不全の治療(集中治療科での持続血液濾過透析を含む)
  • 慢性腎不全の透析導入
  • シャントトラブルの対応
  • 血漿交換や血漿、血球成分吸着療法などの種々の血液浄化療法および末梢血造血幹細胞採取
  • 緊急透析に24時間体制で対応
  • 長期血液透析による合併症(透析アミロイドーシス、持続的低血圧症、心不全、掻痒症)には、血液濾過法(HF)、血液透析濾過法(HDF)の施行も可能

診療内容

血液透析
透析ベッド数 32床
透析患者数 約80名 (平成23年4月現在)
CAPD 
CAPD患者数 23名 (平成23年4月現在)
血液透析
透析日 対象患者様
午前(9:00~) 入院 /外来 ×

当科で行われる血液浄化療法

医療技術の高度化に伴い、より重症例に対する治療が可能となる一方で、敗血症、全身性炎性症反応症候群(SIRS)、多臓器不全などを背景とした急性腎不全も増加傾向にあり、急性血液浄化法としての持続血液濾過透析(CHDF)の年間実施症例数も1997年の18例から2006年の30例と倍増しています。さらに、自己免疫疾患、重症肝疾患を中心に血漿交換、血液吸着、白血球除去療法を、血液疾患を中心に、末梢血幹細胞採取を行うなど、病因や病態に即した血液浄化法の選択に心がけています。
間欠的血液浄化療法
血液透析法 hemodialysis(HD)
血液濾過法 hemofiltration(HF)
血液濾過透析法 hemodiafiltration(HDF)
限外濾過法 extracorporeal ultrafiltration method(ECUM)
特殊血液浄化療法
持続的血液濾過透析法 continuous hemodiafiltration(CHDF)
持続的血液濾過法 continuous hemofiltration(CHF)
持続的血液透析法 continuous hemodialysis(CHD)
血漿交換 plasma exchage(PE)
二重濾過血漿交換 double filtration plasmapheresis(DFPP)
腹水濾過濃縮再静注 Filtration concentration and transfusion method of the ascites
血漿吸着(LDL吸着) plasma adsorption
血液吸着(ET・薬物吸着) direct hemoadsorption(DHP)
白血球除去療法 lymphocytapheresis
特殊血液浄化療法
維持血液透析だけでなく、CAPD(持続的携行式腹膜透析)にも力を入れ(当院のCAPD患者数の維持透析全体に占める割合は23%で全国平均は3.7%)、専門のCAPD室で、患者さんの治療にあたっています。在宅医療であり、一般に血液透析に比較して、社会復帰率、QOLも高く、また、より循環動態に負担が少ないため、適切な支援体制のもと、高齢者にも適した末期腎不全治療法と考えています。
  • CAPD室の写真
    • CAPD室
  • その他施行されるもの
  • 末梢血幹細胞採取 peripheral blood stem cell collection(PBSCC)

主な医療機器・設備

器械名・メーカー規格等
水処理装置(RO) JWS MIZ-255H 1台
透析液供給装置 日機装 DAB-30E 1台
A剤溶解装置 東亜DKK AHI-JP 1台
B剤溶解装置 東亜DKK BHI-JP 1台
透析中央監視システム 日機装Future Net 1式
単身用患者監視装置 日機装DBB-73 2台
多人数用患者監視装置 日機装DCS-73 28台
HDF用患者監視装置 日機装DCG-02 2台
アフェレーシスモニター クラレKM-9000 1台
クラレKM-8800 1台
末梢血幹細胞採取装置 COBE Spectre 1台
デジタルスケールベッド 中川誠光堂NSK-401K 8台
電動3モーターベッド 中川誠光堂 12台

スタッフ紹介

スタッフは医師4名、臨床工学技士5名、看護師12名、助手1名で構成されています。すばらしい環境と高度なシステムの中、患者様が安心して、安全で質の高い治療が受けられるよう職員一同努めています。
平成22年に透析看護認定看護師になったM氏を中心に今年から看護師スタッフを3グループに分け新しい活動を開始し始めたところです。                                                                                                                                                                      
3グループとは                                                                                          ・ブラッドアクセス                                                                      ・CAPD                                                                                ・フットケア                                                                                                               の3グループで透析内科の知識、技術、精神の向上を目指しています。
これからも皆様のご指導、ご協力の下、地域へ貢献していける透析内科を目指してがんばりますので宜しくお願いいたします。
 
 

平成23年から活動した

①フットケアチーム

②PDチーム

③ブラッドアクセスチーム

各チームの活動も活発になってきたところです。

今回はフットケアチームの活動報告をさせていただきます。

 

フットケア観察シートを改正し、そのシートを活用し足観察をしています。日頃ご自分の足の裏、爪などをじっくり見ることのない患者様に写真を撮ってみていただいています。また、爪きり指導や足の保護指導、足のケアの大切さをスタッフと一緒に学習してもらっています。また、足に何らかの症状がある患者様には、当院にあるフットケア外来への診察もすすめているところです。

部門統計等(診察実績)

2010年度実績(回/年)
血液透析 8532回
CAPD 552回
特殊血液浄化療法 151回
血液透析導入患者数
血液透析 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
導入患者数 31 20 13 34 26 28 28 30 43 41
  • 導入患者原疾患割合(2005~2010年)
  • 導入患者原疾患割合(2003~2008年)のグラフ
過去10年間の当院血液透析件数
年度 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
業務日数 312 308 308 312 312 314 316 318 311 311
血液透析総件数 4332 4665 4605 5879 6609 7206 7803 8400 7342 8532
夜間透析件数 1087 1157 1120 1480 1549 1796 2043 2290 278 6
緊急透析件数 777 871 1086 740 730 1021 1312 1603 1299 1072
CAPD外来件数 196 186 221 248 219 235 251 267 480 552
  • 過去10年間の当院患者原疾患別割合
  • 過去10年間の当院患者原疾患別割合のグラフ
特殊血液浄化療法施行件数-2010年(1年間)
持続的血液濾過透析法(CHDF) 96回
持続的血液濾過法(CHF) 0回
血漿交換(PE) 8回
二重濾過血漿交換(DFPP) 11回
腹水濾過濃縮再静注 14回
ET吸着 6回
白血球除去療法 0回
血漿吸着療法(LDL吸着等) 11回
末梢血幹細胞採取(PBSCH) 2回
  • 特殊血液浄化療法施行回数年次推移
  • 過去10年間の特殊血液浄化療法件数
年度 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
PBSCH 3 0 2 8 4 0 2 6 8 2
血漿吸着 0 0 13 15 4 19 13 5 4 11
血液吸着 0 3 8 6 6 6 4 6 14 9
腹水濾過濃縮再静注 1 13 5 1 0 0 0 2 6 14
PE 34 15 11 8 5 15 0 17 0 8
DFPP 34 10 13 10 2 0 0 0 7 11
白血球除去療法 24 8 2 1 3 2 5 27 9 0
CHF・CHD 67 72 12 16 13 7 0 0 0 0
CHDF 154 213 274 217 183 139 180 214 139 96
過去10年間の特殊血液浄化療法件数のグラフ

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