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富山市立富山市民病院
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電話番号 076-422-1112
〒939-8511 富山市今泉北部町2番地1
  法人番号 9000020162019

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診療各科・各部のご案内

各科専門外来の設置や集中治療室を整備し技術向上に努めます。

各科のご案内

対応疾患

痛みの種類は、本来の痛みの機能に由来する痛み(侵害受容性疼痛)、病的な痛み(神経障害性痛)、心情と密接に関係する痛み(心因性疼痛)など多種多様ですが、すべての痛みがペインクリニックの対象となります。部位別にみても、頭部・顔面痛・頚肩腕痛・胸背部痛・腹痛、腰下肢痛・骨盤内・陰部痛など身体のあらゆる箇所の痛みが対象となります。病気の種類としては、片頭痛をはじめとする頭痛全般、三叉神経痛、筋骨格系疼痛(筋筋膜性疼痛、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、腰椎術後疼痛、肩関節周囲炎、胸郭出口症候群など)、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛、癌性疼痛、閉塞性動脈硬化症やバージャー病、膠原病などによる難治性潰瘍、術後痛、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、幻肢痛、引き抜き損傷後疼痛、などがあります。

 

医師紹介

  • 永川 保(ながかわ たもつ)
  • 麻酔科部長
  • 富山医科薬科大学医学部 平成3年卒
専門領域
  • 麻酔科学
資格
  • 日本麻酔科学会指導医
学会
  • 日本麻酔科学会
  • 日本ペインクリニック学会
  • 日本産科麻酔学会
    日本区域麻酔学会
     
モットー・患者さんへの一言
  • 訴えをよく聞き時間をかけた丁寧な診療を心がけています
  • 高木 麻里(たかぎ まり)
  • 臨床工学科部長
  • 麻酔科医長、ペインクリニック内科医長
  • 富山医科薬科大学医学部 平成10年卒
専門領域
  • 麻酔科学
資格
  • 日本麻酔科学会指導医
学会
  • 日本麻酔科学会
  • 日本臨床麻酔学会
  • 日本ペインクリニック学会
モットー・患者さんへの一言
  • できる限り、快適にすごせるよう、お手伝いさせていただきます
  • 松浦 康荘(まつうら こうそう)
  • ペインクリニック内科部長、麻酔科医長
  • 富山医科薬科大学医学部 平成11年卒
専門領域
  • 麻酔科学、ペインクリニック
資格
  • 日本麻酔科学会指導医
  • 日本ペインクリニック学会専門医
学会
  • 日本麻酔科学会
  • 日本ペインクリニック学会
モットー・患者さんへの一言
  • チームワーク医療を大事にします
  • 五十嵐 太郎(いがらし たろう)
  • 麻酔科医師、ペインクリニック内科医師
  •  
専門領域
  • 麻酔科学
資格
  •  
学会
  • 日本麻酔科学会
    日本ペインクリニック学会
    日本区域麻酔学会
     
モットー・患者さんへの一言
  •  
  • 黒田 康子(くろだ やすこ)
  • 麻酔科医師、ペインクリニック内科医師
    信州大学医学部 平成18年卒
     
専門領域
  • 麻酔科学
資格
 日本麻酔科学会専門医
学会
 日本麻酔科学会
 日本臨床麻酔学会
 日本ペインクリニック学会
 日本心臓血管麻酔学会
モットー・患者さんへの一言
  • 謙虚な気持ちを持って、
    安心、安全な医療を心がけます。
     
  • 津田 翔(つだ わたる)
  • ペインクリニック内科嘱託医師
  •  
専門領域
  •  
資格
  •  
学会
  •  
  •  
モットー・患者さんへの一言
  •  

診療科の特色

痛みは、身体に生じた異常事態を知らせる警告反応として大切な役割を持っています。しかし、痛みの原因が明らかとなったあと、痛みは私たちにとって有益な存在から不必要な、さらには有害な存在へと変わっていきます。警告の役割を終えた痛みが長く存在すると、より強い痛みや新しい痛みが現れてくる、いわゆる痛みの悪循環が生じます。痛みが長期化すると私たちの生活の質を低下させることにもなります。このような状態に陥った時はもちろんのこと、陥りそうな時には、身体的な精神的な苦痛を適切に緩和することがとても重要になります。

ペインクリニックでは、神経ブロック療法や薬物療法、認知行動療法、運動療法などの様々な方法を用いて、有害な痛みを緩和するための治療を行っています。痛みの治療にあたっては、専門的な知識と技術をもとに、症状や身体所見から痛みの原因を診断し、適切な検査や治療を行います。患者さんひとりひとりの身体的状況やライフスタイルを考えて、生活の質(QOL)の維持と向上を最終目標に治療内容を選択していきます。

このような痛みに対する治療は早ければ早いほどその治療効果も高く、遅くなれば神経系において痛みの過敏化が起こり、より難治性の痛みとなりやすいことが分かっています。痛みが強い場合や長く続く場合は、我慢しないで痛みの治療を専門とするペインクリニック医に相談することが大切です。

 

診療実績

当科は日本ペインクリニック学会の指定研修施設認定を受けており、6名の麻酔科医が麻酔業務とペインクリニック診療を兼務しております。また日本ペインクリニック学会認定専門医が1名在籍しております。

平成28年 新規外来患者数 145人
内訳
頭痛、顔面痛:37人
帯状疱疹後神経痛:40人
神経障害性痛:24人
三叉神経痛:3人
腰下肢痛:18人
術後痛:3人
頸椎症:3人
網脈動脈閉塞症:1人
陰部痛:4人
肩関節痛:2人
突発性難聴:2人
外傷性頸部症候群:1人
線維筋痛症:1人
複合性局所疼痛症候群(CRPS):1人
閉塞性動脈硬化症:1人
肋間神経痛:1人
変形性膝関節症:1人
硬膜穿刺後頭痛:1人
 
 


 

 
 
 
 

主な病気

神経障害性痛
神経障害性痛は、さまざまな原因によって、神経が異常な興奮をすることで起こる痛みです。びりびり、じんじん、ちくちく、焼けるような、電気がはしるような痛みと表現されるような痛みで、ひどくなると軽く押したり、触ったりする刺激で痛みを感じるアロディニア(異痛症)と呼ばれる状態を認めます。代表的なものには坐骨神経痛や腰痛症、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害による痛み・しびれなどあります。ペインクリニックで扱う疾患としては最も多い疾患のひとつです。夜間痛、不眠を伴う痛みには積極的に神経ブロックを考慮し、薬物療法、運動療法、心理療法などを組み合わせて治療を行います。神経障害性痛は慢性痛の中でも代表的な難治性疼痛疾患です。専門医による治療を早期に行い痛みの過敏化を防ぐ必要があります。


遷延性術後痛
手術を受けてから2カ月以上が経過しても術後痛が続いており、他の疾患による痛みを除外できる痛みは遷延性術後痛と言います。通常、外科手術後、傷の修復が終わるまでは痛みがありますが、傷の修復とともにその痛みが和らいでいきます。しかし、中には傷が治りつつある時期から痛みが悪化する患者さんが存在します。このような術後痛は神経障害性痛の要素を持つ痛みであることが多く、いわゆる痛み止めを内服するだけでは痛みは軽減しにくいため神経障害性痛の治療が必要になります。遷延性術後痛の有病率は実は一般手術の10~50%に起こっていると言われ2~5%には日常生活に支障をきたす強い痛みが残るとも言われています。術後早期の強い痛みが遷延性術後痛の危険因子となることが分かっています。当院では超音波ガイド下末梢神経ブロックや局所浸潤麻酔、オピオイド全身投与などいくつかの作用機序の異なる鎮痛方法を組み合わせる多様式鎮痛法を積極的にとり入れ術後痛の緩和に努めています。また術後痛コントロールが不良な患者さんに対しては主治医からの依頼を受けて我々ペインクリニック医が介入して治療に当たらせていただくこともあります。患者さんの中には医療者に気を使いすぎて痛みを必要以上に我慢するかたがおられますが、痛みの過敏化を予防するという観点からは必要以上に痛みを我慢することはさらなる痛みの悪化をもたらす可能性がありますので注意が必要です。


片頭痛
片頭痛は発作性、反復性に起こる頭痛で前兆の有無により2つに分類されます。本邦での有病率は8.4%(前兆あり:2.6% 前兆なし:5.8%)。頭痛の性状は拍動性で嘔吐などを随伴し数時間継続して、次いで持続性の頭重感に変わり、そして眠気が出現して軽快します。治療を行わないと頭痛は4~72時間続きます。片頭痛の誘発因子として、精神的因子(ストレス、精神的緊張、疲れ、睡眠)、内因性因子(月経周期)、環境因子(天候の変化、温度差、頻回の旅行)、食事性因子(アルコールなど)が挙げられています。


緊張型頭痛
ストレスや不自然な姿勢などによっておこる頭頚部筋肉群の持続的な収縮が原因となり、圧迫感、緊張感、締めつけ感(非拍動性)を伴う頭痛が両側性に起こります。頭痛が起こる詳細な機序は不明ですが、筋群の活動性の異常、疼痛感受性の亢進、中枢性機能異常が複雑に組み合わさって頭痛が起こっていると考えられています。


群発頭痛
短時間持続性の眼窩部、眼窩上部または側頭部の一側性の激しい頭痛です。頭痛発作が群発する期間(数週間~数ヵ月間)とまったく無症状の完全寛解期間(6ヶ月~数年間)とが繰り返してみられる。発症年齢は通常、20歳~40歳台で男性に多くみられます。群発期間にはほぼ連日のように頭痛発作が起こり、飲酒後や深夜の睡眠中、朝方などの決まった時間帯に、前兆なしにいきなり転げまわるような激痛が片側性に起こります。疼痛側の縮瞳、眼瞼下垂、結膜充血、流涙、鼻閉、鼻汁、顔面の発汗などの自律神経症状を随伴することが多い頭痛です。


三叉神経痛
顔面痛を起こす神経痛で、三叉神経の1枝あるいはそれ以上の分枝の支配領域に現れる発作性の激しい痛みで、刃物で突き刺されたような短時間の痛みが反復します。顔面痛ではなく歯痛を訴えることもあります。歯を何本も抜歯された後に三叉神経痛と診断される場合があります。典型的な三叉神経痛の原因は顔面の感覚を司る三叉神経の付け根を血管が圧迫することによって起こるとされています。


硬膜穿刺後頭痛
脊髄硬膜穿刺後に起こる頭痛であり、頭痛の特徴は体位によって変化することです。立位や坐位で頭痛がみられ、臥位になると軽快、消失します。脊椎穿刺によって出来る硬膜の針穴から脳脊髄液が漏れ出ることによって起こる頭痛と言われており、最近は穿刺に用いる針が細くなり発生率は少なくなっています。 

上記のほかにも痛みを起こす病気は多々ありますが、ペインクリニック科では痛み全般が治療対象となります。ご自分の痛みがペインクリニック科での治療対象かどうか、など分からないことがあれば麻酔科外来までお問い合わせください。

 

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