検査を受けられる方へ 産婦人科

胎児心臓超音波検査

生まれつき心臓に何らかの異常(先天性心疾患)を伴った新生児は、全出産のおおよそ100人に1人と言われています。それらのなかには生まれてすぐに状態が悪くなり治療が必要な新生児から、生まれたときはまったく症状もなく経過観察でよい場合まで程度はいろいろです。先天性心疾患は、新生児期における死亡原因の一因になっています。もし胎児に心臓の奇形があった場合、生まれる前に正確に診断できれば、その病気の重さに応じて適切な治療計画を立て、出産することができます。

胎児心臓超音波検査とは

生まれる前の赤ちゃんの心臓を、超音波断層装置(心エコー)を使用してお母さんのお腹の上から調べる検査です。主に胎児の心臓の先天的な異常の有無やその機能を調べます。しかし、胎児の心臓はものすごく小さく妊娠週数にもよりますが、おおよそピンポン球と同じくらいの大きさしかありません。そのピンポン球の大きさのなかに大人と同じだけの構造ができています。そのうえ先天性心疾患は大人の心臓病では見られないような複雑な構造をしていることが多く高性能な心エコーを使用しても診断は必ずしも容易ではありません。それゆえ通常の妊婦検診では十分に診断することは困難です。 どのような妊婦さんが対象になりますか 妊娠18週以降であればどなたでも検査はできますが、主に通常の妊婦検診で何らかの異常が認められた方に受けていただいたほうがいいと思います。もちろんそのような異常がなくても"心配だから"という理由でも構いません。また、家族(父母、兄姉)に先天性心疾患の方がいる場合は、一度は受けられることをお勧めします。詳しくお知りになりたい方は当院産婦人科外来あるいは小児科外来におたずねください。

どのような妊婦さんが対象になりますか

妊娠18週以降であればどなたでも検査はできますが、主に通常の妊婦検診で何らかの異常が認められた方に受けていただいたほうがいいと思います。もちろんそのような異常がなくても"心配だから"という理由でも構いません。また、家族(父母、兄姉)に先天性心疾患の方がいる場合は、一度は受けられることをお勧めします。詳しくお知りになりたい方は当院産婦人科外来あるいは小児科外来におたずねください。

検査の実際

あらかじめ予約をお取りいただくようお願い致します。毎週木曜日の午後に産婦人科外来で行っております。検査時間はおおよそ30分~45分です。
通常の妊婦健診と同様に、ベッド上に上向きに寝て頂いて超音波を当てて胎児の心臓を観察します。ただ、胎児の子宮の中での位置によっては良好な画像が得られないこともあります。そのような場合でも時間が経てば胎児が子宮の中を動きまわり見やすい位置にくることもあります。また、1回の検査では必ずしも診断がくだせず繰り返し検査をさせていただくこともあります。
なお、できるだけ正確な診断を心がけておりますが、直接胎児に超音波をあてて診断するのとは違い、出産前後で多少の診断結果の違いがでることがあります。この点に関しては何卒ご了承いただくようお願い致します。

万が一先天性心疾患が疑われたら

万が一この検査で先天性心疾患が疑われた場合、妊婦さんにはかなりの精神的影響が予測されます。知らないほうがお母さんやそのご家族にとっては幸せかもしれません。しかし、検査を行い先天性心疾患が見つかった場合、病気の種類によっては早期の適切な赤ちゃんの管理が可能になります。そのような場合は当院産科と相談しながら、全面的なサポートをさせていただきます。

検査料金について

先進医療として、8,400円です。

この検査の詳細を知りたいときは

当院胎児心臓エコー検査についてをご覧下さい。

不明な点やご質問は、下記へご連絡下さい。

富山市民病院産婦人科外来
Tel(076)422-1112(代)