緩和ケア内科の理念
がん患者とその家族とともに過ごし、世界保健機関(WHO)の緩和ケアの理念に沿って緩和ケアを提供し続けます。
地域に緩和ケアが普及するように努めます。
1)入院基準について
緩和ケア病棟の入院基準は
①がん(悪性腫瘍)の診断を受けていること
②本人、または家族が、がんに対する積極的治療を行わないことに同意されていること
③がんに伴う苦痛(身体的、精神的などの全人的苦痛)があること
④本人および家族が緩和ケア病棟について理解して入院を希望していることが望ましい
です。
2)緩和ケア病棟について
この度、令和6年10月1日より緩和ケア病棟が再開いたしました。
緩和ケア病棟はがんに伴う様々な症状を和らげる「がん緩和治療」を行うとともに、患者さんとその家族が少しでも穏やかに日常生活を過ごすことができるよう、安心・安楽なケアを目指し、多職種(医師・看護師・薬剤師・栄養士・リハビリ・社会福祉士など)で支援することを目的としています。
また症状が緩和され、在宅での療養も可能になった場合は、退院の支援も行っていきます。
私たちは、患者さん、ご家族が大切な時間を過ごしていただけるようお手伝いします。
3)病室施設と個室料金について
面会に来られたご家族にも快適に過ごしていただけるよう、デイルーム(たてやま)にはキッチン併設されており、家族室も備えておりますので、ご利用ください。
<<デイルーム>>
<<家族室>>
3階には庭園もあり、車いすで散歩を楽しむこともできます。
病床は12床あり、ご家族との時間をゆっくり過ごせるように全室個室となっています。
有料個室(6床):6050円 ソファーベッド、ミニキッチン付き
<<有料居室>>
4)Q&A
- 入院費用はどのようになっていますか?
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入院医療費の負担の割合は、加入されている保険の種類によって異なります。
- すぐに利用できますか?
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入院を希望の方は、緩和ケア内科外来を受診してください。緩和ケア内科外来は予約制となっております。患者さんご本人が来院できない場合には、ご家族の方が代理で受診されてもかまいませんので、ご相談ください。
- 家族は付き添い必要ですか?
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患者さん、ご家族の希望があれば、付き添うこともできます。家族室も準備されていますので、ご利用ください。
- 家に帰ることはできますか?
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患者さんの状態が落ち着かれれば、外出、外泊も可能です。また、ご自宅への退院も可能です。退院後病状の変化により再入院も可能です。
ここは
「あなたとご家族がほっと安心できる場~そっと寄り添う存在でありたい」