ペインクリニック内科

ペインクリニック内科

診療科の特色

痛みは、身体に生じた異常事態を知らせる警告反応として大切な役割を持っています。しかし、痛みの原因が明らかとなったあと、痛みは私たちにとって有益な存在から不必要な、さらには有害な存在へと変わっていきます。警告の役割を終えた痛みが長く存在すると、より強い痛みや新しい痛みが現れてくる、いわゆる痛みの悪循環が生じます。このような状態に陥った時はもちろんのこと、陥りそうな時には、身体的、精神的な苦痛を適切に緩和することがとても重要になります。

ペインクリニックでは、神経ブロック治療や薬物療法、認知行動療法、運動療法などの様々な方法を用いて、有害な痛みを緩和し痛みの過敏化を防ぎ患者さんのQOLの維持、向上を目指して治療を行っています。

実績

日本ペインクリニック学会指定研修施設認定を受けています。

2020年の新規外来患者数は84名、延べ通院患者数は1719名です。過去に行った神経ブロック治療としては星状神経節ブロック、頸部、胸部、腰部、仙骨硬膜外ブロック、頸部、腰部神経根ブロック、末梢神経ブロック、腰部交感神経節ブロック、不対神経節ブロックなどがあり、また外科的治療として脊髄刺激療法を難治性疼痛患者さんに対して行いました。

対応疾患

頭痛、顔面痛
片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、薬剤乱用頭痛、三叉神経痛、非定型顔面痛などです。
神経障害性疼痛やその他の痛み
頸椎症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、帯状疱疹後神経痛、採血後の痛み、手術後遷延する痛み、肋間神経痛、陰部痛、肛門痛、複合性局所疼痛症候群などで痛みの部位は様々です。

特徴的な検査・主な手術

神経ブロック治療(星状神経節ブロック、硬膜外ブロック、腕神経叢ブロック、トリガーポイント注射など)、薬物療法、運動療法、心理療法などを用いて治療を行っています。痛みが長引くと心理社会的要因(休職、休学、家族関係の変化、不安、抑うつ、恐怖、自己効力感の低下、薬物への依存など)との循環的相互作用によって難治化していく傾向があります。適切なタイミングで適切な治療を行い痛みの過敏化を防ぐことが重要です。当科では必要な患者さんには超音波ガイド下、CT透視ガイド下など安全性を担保して積極的に神経ブロック治療を行っています。また2017年から慢性難治性疼痛に対する外科的治療として脊髄刺激療法を導入しました。脊髄刺激療法とは脊髄に微弱な電流を流すことで痛みを緩和する治療方法で、薬物療法や神経ブロック治療などの保存治療に抵抗性の難治性疼痛に対して適応となります。また片側顔面痙攣、眼瞼痙攣に対するボツリヌス治療も行っています。

外来診療日

週間担当医のページをご覧ください

医師紹介

松浦 康荘 (まつうら こうそう)

ペインクリニック内科部長・麻酔科医長

医学部卒業年
H11年
専門領域
麻酔科学・ペインクリニック
資格
麻酔科専門医(日本麻酔科学会)
ペインクリニック専門医(日本ペインクリニック学会)
学会
日本麻酔科学会
日本ペインクリニック学会
日本臨床麻酔学会


モットー
患者さんに応じたオーダーメイドな診療をこころがけています

永川 保 (ながかわ たもつ)

中央手術滅菌部主任部長
麻酔科部長

医学部卒業年
H3年
専門領域
麻酔科学・ペインクリニック
資格
麻酔科専門医(日本麻酔科学会)
学会
日本麻酔科学会
日本ペインクリニック学会
日本産科麻酔学会
モットー
安全で苦痛の少ない麻酔

清水 美彩子 (しみず みさこ)

麻酔科医師、ペインクリニック内科医師

医学部卒業年
H23年

篠田 正浩 (しのだ まさひろ)

麻酔科医師

医学部卒業年
H25年
専門領域
麻酔科学
学会
日本麻酔科学会
モットー
誠実に頑張ります

津田 翔 (つだ わたる)

麻酔科医師、ペインクリニック内科医師

医学部卒業年
H25年

杉本 理 (すぎもと さだむ)

麻酔科医師、ペインクリニック内科医師

医学部卒業年
H29年