内科(血液内科)

診療科の特色

当院は日本血液学会血液研修施設に認定されています。常勤の血液内科医は2名でいずれも日本血液学会認定血液専門医資格を有しています。

当科ではわかりやすい説明に努め、納得していただける医療を提供することをモットーとしており、迅速な診断および治療を心掛けています。治療の中心は抗がん薬を用いた化学療法ですが、最近では新規薬剤が次々と発売され、どの薬剤もいつでも使用可能な体制となっています。

また、日本最大の白血病の治療研究グループである日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)に参加し、症例登録を行っています。自家末梢血幹細胞移植も適応のある患者さんには積極的に行っています。

実績

2022年の血液疾患の診療実績は、急性骨髄性白血病4例、骨髄異形成症候群8例、慢性骨髄単球性白血病4例、慢性骨髄性白血病5例、真性赤血球増加症5例、本態性血小板血症2例、非ホジキンリンパ腫25例、慢性リンパ性白血病1例、B細胞前リンパ球性白血病1例、ヘアリー細胞白血病1例、原発性マクログロブリン血症1例、ホジキンリンパ腫2例、多発性骨髄腫7例、全身性ALアミロイドーシス1例、再生不良性貧血4例、特発性血小板減少性紫斑病3例でした。

治療に関しては、患者さんおよびご家族に十分な病状説明を行い、納得された上で基本的にはガイドラインに沿って治療していますが、年齢や全身状態、併存症により化学療法ができない患者さんに対しては、輸血などの支持療法を行い対応しています。

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対応疾患

造血器悪性腫瘍
急性白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病)、慢性白血病(慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病)、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍(真性赤血球増加症、本態性血小板血症、原発性骨髄線維症)、悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫)、多発性骨髄腫など
その他の非腫瘍性疾患
鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、血友病、フォン・ヴィレブランド病、抗リン脂質抗体症候群など

特徴的な検査・主な手術

骨髄検査
骨髄検査には骨髄穿刺と骨髄生検があります。白血病や骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫の診断および悪性リンパ腫の骨髄浸潤の有無の検索はもちろんのこと、不明熱の鑑別診断にも必須の検査です。
リンパ節生検
悪性リンパ腫の診断には必須の検査です。また、悪性リンパ腫の病理診断をより確実にするため、当科と当院病理診断科および岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病理学(腫瘍病理)分野で連携し、悪性リンパ腫診断の細分類を行い治療にあたっています。

外来診療日

週間担当医のページをご覧ください

医師紹介

寺﨑 靖 (てらさき やすし)

中央研究検査部主任部長
血液内科部長、内科医長
医学博士

医学部卒業年
H5年
専門領域
血液内科全般、輸血医療
資格
総合内科専門医(日本内科学会)
血液専門医(日本血液学会)
日本輸血・細胞治療学会認定医
学会
日本内科学会
日本血液学会
日本輸血・細胞治療学会
モットー
わかりやすい説明に努めます。

藤平 琢磨 (ふじひら たくま)

内科医師

医学部卒業年
R03年