臨床工学科

Information

○ 臨床工学科 基本理念

専門の医療技術者として医療機器の操作および保守管理を通じ、
患者さんのために質の高い、安全で、最良な医療サービスを提供します。

○ 臨床工学科 基本方針

  1. 生命維持管理装置およびその他医療機器の操作・保守点検を行い、安全で安心できる医療機器の提供に努めます。
  2. 医師、その他の医療関係者と緊密な連携を図り、知識、技術、労力を惜しみなく提供します。
  3. 医療機器の安全性・有効性・効率性を保持し、良質の医療を提供するために院内外の教育・研修に積極的に参加し、知識の向上に努めます。
  4. 医療の発展・高度化に柔軟に対応し、病院機能の向上に努めます。
  5. 急性期を展開する地域医療支援病院として、医療機器を通じて地域のニーズに応えます。
  6. 院内の医療機器を一元管理し、購入から運用廃棄まで効率的に管理できるよう努めます。

○ 臨床工学科 基本倫理

  1. 私たちは患者さんとともに医療を展開し、権利と尊厳、プライバシーを守ります。
  2. 私たちは専門職の技術維持、知識向上のために努力します。
  3. 私たちはあらゆる医療関係者と連携を図り、チーム医療の一員としての責務を果たします。

臨床工学技士とは?

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 近年、医療技術の進歩に伴い医療現場では様々な医療機器が使用されるようになりました。
 その中でも特に人工心肺装置、人工呼吸器、人工腎臓に代表される生命維持管理装置の進歩が、めざましく、それらを医師の指示のもと安全かつ適切に操作、保守できる専門職が求められるようになりました。 そうした背景から昭和62年(1987年)国家資格として医学(Medical)と工学(Engineering)両面に高度な知識・技術を持ち合わせた『生命維持管理装置の操作や各種医療機器の保守・管理』の業務を行う専門職種『臨床工学技士』が誕生しました。

当院の臨床工学技士業務

 昨今の医療技術の進歩に伴い医療機器の高度化・複雑化が進むなか、院内には数多くの医療機器が使用されています。その性能を十分に発揮するためには、日頃からの適正な管理が必要不可欠であり、重大な事故を未然に防ぐ上でも医療機器を管理する臨床工学技士がその重要な責務を担っています。当院では平成20年4月に臨床工学科長のもと、5名の臨床工学技士が集結し臨床工学科が設置されました。現在は12名、科長(腎臓内科医;1名)、臨床工学技士;10名(常勤;9名、パート1名)、医療助手;1名で臨床工学科の業務を行っており、生命維持管理装置の操作および保守管理を中心に、病院全体の医療機器を安全で効率的な運用ができるように、日々研鑽しています。
 令和3年度から輪番日は日-当直体制をとり、急性期医療に対応しています。
 また令和4年度から臨床工学科は、医療機器管理係と血液浄化係の2係制になりました。

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臨床工学科メンバー

業務内容

臨床工学科の業務は大きく分けて臨床支援業務と保守管理業務の2つの業務に分かれます。

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○臨床支援業務

  • 血液浄化領域では血液透析のほか、持続緩徐式血液ろ過透析療法(CHDF)・血漿交換療法など特殊血液浄化療法や、腹水濾過濃縮再静注療法(CART)、末梢血幹細胞採取などの業務を行っています。
  • 呼吸療法では、人工呼吸器、NPPV、ネーザルハイフローの導入や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)装置・ASV装置のタイトレーションなどに関わっています。
  • 循環器領域ではペースメーカ植込み術や外来フォロー、PCPS/ECMOやIABPなどの業務に携わっています。また血管造影室で行われるカテーテルアブレーションや心臓カテーテル業務に関わっています。
  • 手術室では腹腔鏡・胸腔鏡・関節鏡などの鏡視下手術、整形外科手術のナビゲーション、脳神経外科手術の顕微鏡や術中モニタリング(MEP)、血管外科手術の下肢静脈瘤血管内レーザーなどの装置の操作を行っています。
  • その他として経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)装置の操作や、CPAP装置・ペースメーカの遠隔モニタリング管理を行っています。
  • 医療機器が確実に操作および管理(院内・在宅)ができるよう、患者さんやスタッフに教育を行っています。
  • COVID-19の対応として血液透析、人工呼吸器・NPPVの装着、生体情報モニタの管理や監視モニターの整備を行っています。

○保守管理業務

  • 血液浄化では水処理装置・透析液供給装置、透析装置の点検、部品交換といった保守管理を行っています。
  • 人工呼吸器、輸液ポンプなど病棟で使用される医療機器は地下1Fの医療器材庫で中央管理しており、それら医療機器の日常・定期点検、部品交換・修理といった保守管理を行っています。
  • 各部署に設置されている医療機器(除細動器、AED、PCPS/ECMO装置、RFA装置、各種医用テレメータ装置、麻酔器)などの装置においても保守管理を行っています。
  • それら医療機器の不具合やトラブル時にも早急に対応しています。

業務場所

 当院では、透析室、病棟、ICU・HCU、救急センター、手術室、血管造影室、医療器材庫などの様々な部署で業務を行っています。

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○透析室

 透析室では、血液透析装置・アフェレシス装置の操作、シャント穿刺や短期留置型カテーテルの挿入時の介助、透析効率の評価などを行っています。
 良質で安全な透析を実施するために、透析関連機器の保守点検及び、透析液の清浄化業務(透析液の浸透圧測定、ガス分析装置による電解質測定、エンドトキシン・生菌測定)を行っています。また、透析合併症予防として、皮膚灌流圧測定(SPP)、体液量測定、シャント管理なども行っています。
 近年では腹膜透析業務へも参入し、遠隔モニタリングなどの業務に携わっています。

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透析開始時のシャント穿刺

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透析装置の部品交換・定期点検

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透析液の浸透圧を測定

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透析液のエンドトキシン・生菌濃度測定

○ICU

 ICU配置機器の日常点検や血液浄化装置の操作、人工呼吸器使用患者の使用中点検、一般病棟への転棟時の装置移動の対応を行っています。使用している人工呼吸器、NPPV装置の日常点検を1日3回(朝・昼・夕)行っています。また、血液ガス分析装置の定期的なメンテナンスを行っています。
 輪番日には人工呼吸器・NPPV装置・ネーザルハイフローなどの導入に関わっています。ICUには人工呼吸器のほか、持続緩徐式血液ろ過透析(CHDF)装置、IABP、ECMO/PCPS、除細動器など生命維持管理装置が多数配置されており、これらの機器が安全に使用できるよう保守管理を行っています。
 毎週木曜日にRST(呼吸器サポートケアチーム)に参加しており、医師や看護師、臨床工学技士、リハビリ療法士など他職種と人工呼吸器の設定や治療方針の検討を行っています。

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人工呼吸器ラウンドの様子

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ICUで使用したNPPV装置の使用後点検

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RST(呼吸器サポートケアチーム)への参加の様子

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血液ガス分析装置の定期点検

○手術室

 手術室では安全な手術を提供するため、使用する医療機器の日常点検や定期点検など保守管理を実施しています。また手術中の医療機器は複雑な操作や専門的な知識が必要とされており、それら医療機器の操作を臨床工学技士が担当します。
 手術室で稼働している機器には、麻酔器、電気メス、手術台、内視鏡外科システム、関節鏡システム、手術顕微鏡、自己血回収装置、術中神経モニタリング装置、下肢静脈瘤血管内レーザー装置、ペースメーカのアナライザー・プログラマー装置、体温管理装置などがあります。

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術中神経モニタリング(MEP)

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 胸腔鏡システムの術中操作

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 腹腔鏡システムの術中操作

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麻酔器の日常点検

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手術台の部品交換・動作点検

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内視鏡外科システムの日常点検

○血管造影室

 血管造影室では、循環器内科の心臓カテーテル治療時の血管内画像診断装置(IVUS・OFDI)等機器の操作や、補助循環装置であるPCPS(経皮的心肺補助装置)、IABP(大動脈内バルーンパンピング)の操作管理心臓カテーテルアブレーションでの心臓マッピングシステムの操作を行っています。脳神経外科の脳動脈瘤コイリング術、血管外科のステントグラフト内挿術での人工呼吸器や生体情報モニタの準備、血管造影室配置の機器(除細動器等)の動作点検も定期的に行っています。

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心臓カテーテルアブレーション(CARTO3)の操作

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血管内超音波検査(IVUS)の操作

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PCPSおよびIABP装置

○病棟

 使用している人工呼吸器・NPPV装置・CPAP日常点検を1日2回(朝・夕)行っています。また、新規で人工呼吸器等を使用する場合は、その病棟看護師に装置説明や使用上における注意点をその都度説明しています。在宅でSAS装置を導入される場合でも、患者さんや看護師にも管理方法や注意点などの説明を行います。
 腹水ろ過濃縮再静注法(CART)では、病棟での腹水採取を行い、採取した腹水を濃縮処理する治療を担当しています。
 また新生児室では閉鎖式保育器が使用されており、機器のラウンドや保守管理を行います。
 その他に経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)装置の操作、医療機器の定期点検を行いトラブル時にも対応しています。

 生体情報モニタは患者様の心拍数や心電図波形、呼吸数、酸素飽和度、血圧などのバイタルサインを継続的に測定・監視する医療機器です。一般病棟では、ナースステーションで生体情報モニタを確認するために医用テレメータを利用してバイタルサインを遠隔で確認しており、適切にモニタ管理を行っていくために病棟スタッフへのモニタに関する教育や医療安全管理室と連携してモニタに関する医療安全ラウンドを実施しています。

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生体情報モニタの定期ラウンド

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人工呼吸器の内部修理(オーバーホール)

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腹水ろ過濃縮再静注法(KM-CART)の濃縮処理

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経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)施行時の装置操作

○外来

ペースメーカチェックやCPAP装置の解析、医用モニタの点検等を行っています。

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外来患者のペースメーカチェック

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外来配置生体情報モニタの定期点検

○救急センター

人工呼吸器や低体温療法装置、除細動器等の点検やNPPV装置の装着対応も行っています。

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除細動器の点検

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生体情報モニタの作動チェック

○遠隔

心臓植え込みデバイスおよびICM(植え込み型心臓モニタ)、CPAPなどの遠隔モニタリングに対応しています。

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遠隔モニタリングの解析

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遠隔モニタリングが可能な送信機
ペースメーカ(上)・CPAP(下)装置

○医療器材庫

 医療器材庫では様々な医療機器の点検、貸出、修理を行っています。使用後、返却された機器は臨床工学技士が貸出前点検を実施し、貸出用機器となります。臨床工学管理機器は全てバーコード管理となっており、貸出・返却もパソコンとバーコードリーダーにて処理します。

≪貸出機器≫

  • 輸液ポンプ
  • シリンジポンプ
  • PCAポンプ
  • 経腸栄養ポンプ
  • 人工呼吸器
  • NPPV装置
  • ネーザルハイフロー/高流量酸素療法装置
  • 医用テレメータ
  • パルスオキシメータ
  • 超音波ネブライザー
  • 低圧持続吸引器
  • 体圧分散式エアマットレス
  • 酸素流量計/酸素ボンベ パイピング
  • 手動式肺人工蘇生器
  • 血圧計
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返却された機器の点検(貸出前点検)

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貸出用機器(輸液ポンプ)を貸し出す様子

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医療機器管理システム(返却・貸出画面)

○研修会の開催

 臨床工学科では毎月、『医療機器研修会』や新人・2年目看護師対象の『人工呼吸器研修』、新しい機器の導入時の『取扱い説明会』などを行っています。

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経腸栄養ポンプの説明の様子

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酸素療法デバイスについての説明会

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(新人看護師対象)人工呼吸器研修会 講義

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輸液ポンプについての説明会

概要・経緯

年度 内 容 所属 人員
~平成9年度
(~1997年)
臨床検査科と兼務。透析業務に従事。 臨床検査科 (1名)
平成10年度 臨床工学技士 1名 採用 臨床検査科 1 名
(1998年) 血液浄化業務に携わる(臨床検査科所属)
平成11年度
(1999年)
配置替;血液浄化療法科所属 血液浄化療法科
CHDFを専用機で本格的に開始
末梢血幹細胞採取(PBSCH)を開始
平成13年度
(2001年)
人工呼吸器の動作点検開始
人工呼吸器安全管理対策チームの活動に携わる
平成15年度
(2003年)
臨床工学技士 1名 増員、2名 体制 2 名
輸液ポンプ保守管理開始
PCPS臨床業務開始
人工呼吸器ラウンド開始
術中自己血回収装置臨床業務開始
平成16年度
(2004年)
血液浄化センター移転(11床→20床)
透析支援システムFutere Net Ⅱ導入
シリンジポンプ定期点検開始
電気メス定期点検開始
平成17年度
(2005年)
臨床工学技士 1名 増員、3名 体制 3 名
医療機器中央管理業務開始
(人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、パルスオキシメータ、自動血圧計)
経腸栄養ポンプ管理開始
除細動器定期点検開始
フローアナライザーPF-300を導入
輸液ポンプテスターIDA-4PLUS導入
平成18年度
(2006年)
臨床工学技士 1名 増員、4名 体制 4 名
(技師4名)
NICU業務開始
(保育器・新生児用人工呼吸器・新生児モニタの保守管理開始)
医療機器(生体情報)モニタ用チェッカ AX-410 導入
高圧受電設備法定定期点検等作設備関連時の臨床工学技士対応 開始
2006年 漏れ電流測定器 HIOKI 3156導入
NPPV装置保守管理開始
平成19年度
(2007年)
ラジオ波熱凝固療法(RFA)業務開始
閉鎖式保育器保守管理開始
フローアナライザー VT-MOBILE導入
除細動器・AED用チェッカ IMPULSE 7000DP 導入
病院機能評価機構(Ver 4.0)受審。
医療機器保守管理マニュアル作成
平成20年度
(2008年)
独立部門「臨床工学科」が設置される 臨床工学科 6 名
(医師1名)
(技師5名)
1名 増員、臨床工学技士 5名 体制
手術室業務開始(麻酔器・モニタ保守管理)
ペースメーカ管理(術中、外来フォロー)開始
酸素テント保守管理開始
平成21年度
(2009年)
病棟医用テレメータ全台更新。
  ※同時に生体情報モニタシステムCVW導入
第2医療器材庫の活用
病棟用医用テレメータ中央管理開始
透析内科;夜間透析廃止
IABP用チェッカ IAT-00201 導入
電気メスチェッカ MST-1453 導入
新型インフルエンザ対策(人工呼吸器、モニタ、透析)
院内医療機器研修会の開催開始
平成22年度
(2010年)
エアーマット保守管理および中央管理開始 臨床工学科 6 名
(医師1名)
(技師5名)
エアーマット計測機器 CH-319 導入
トキシノメーター MT-MINI-DI4 導入 ※透析液生菌測定開始
救急科内医療機器保守管理開始
電動油圧式手術台保守管理開始
医療ガス供給設備の保守点検業務実施マニュアル作成
呼吸ケアチーム(RST)活動開始
平成23年度
(2011年)
医療機器管理システム MEISTER 導入
持続緩徐式血液透析濾過装置 KM-9000 導入
A-CPAP装置の波形解析業務開始
平成24年度
(2012年)
1名 増員、臨床工学技士 6名 体制 7 名
(医師1名)
(技師6名)
フリーフロー対策用輸液ポンプTOP-7100 に全台更新
医療機器管理システムを使用したバーコード管理開始
超音波ネブライザー、低圧持続吸引器中央管理開始
体圧分散式エアーマット バーコード管理開始
病院機能評価 Ver 6 受審
多人数用透析監視装置DCS-100NX(1台)導入
透析支援システムFutere Net web+ 導入(3月)
平成25年度
(2013年)
事務担当 1名 採用 8 名
(医師1名)
(技師6名)
(事務1名)
透析液水質確保加算(1)→(2)へ移行
土曜・祝日の1日出勤/振替休日で対応;1名
ASV装置関連業務開始、波形解析業務開始
体圧分散式エアーマット ネクサス30台追加
院内災害訓練(2回)参加
用手式人工蘇生器(アンビューバッグ)中央管理開始
酸素流量計/吸引器 中央管理開始
カテーテル・アブレーション業務への対応・準備
平成26年度
(2014年)
医療助手 1名 採用 9 名
(医師1名)
(技師6名)
(事務1名)
(助手1名)
臨床実習生の受入開始
手術室(手術治療支援装置・手術治療用機器)立会い業務開始
手術室(脳神経外科関連装置(顕微鏡、超音波外科用吸引装置))立会い業務開始
カテーテル・アブレーション業務開始
手術室(整形外科関節鏡)立い業務開始
NPPV装置(V60)導入 ⇒ 救急科へ配置
透析内科;on-line HDF 開始
血圧計チェッカー導入。外来定期開始 (H26年;下半期)
平成27年度
(2015年)
臨床工学科 臨床工学係 新設 医療技術局
病棟診療部
臨床工学科
臨床工学係
10 名
(医師1名)
(技師7名)
(事務1名)
(助手1名)
1名 増員、臨床工学技士 7名 体制。臨床工学係 設置。
条件付MRI対応ペースメーカの撮像受入開始(2社施設認定)
睡眠時無呼吸装置 内科外来フォローアップ(データ解析)開始
脳外科ブラックマックス管理開始
血液浄化LDLアフェレーシス(MA-03);2カラム法本格的に始動。
手術室;内視鏡外科手術機器 立会い点検開始(H28.1~)
ペースメーカ Home monitorinng の運用開始。
医療機器定期点検の実施方法・点検の流れ・スケジュール変更。
手動式肺人工蘇生器の中央管理開始(ディスポ・リユーザブル含)。
臨床工学科 情報誌 ME Information ~Vol. 01~ 発刊
平成28年度
(2016年)
臨床工学技士 7名 体制へ本格始動(1名;宅直・土曜・祝日当番担当可)
手術室・循環器業務 2名 体制
条件付きMRI対応ペースメーカ撮像 開始。
下肢静脈瘤血管内レーザー治療 (ELVeSレーザー1470)操作・保守業務開始
耳鼻科鼓室形成術 マイクロ顕微鏡のセッティング開始。使用後、元設定に変更
酸素流量計 中央管理開始。加湿瓶の不使用化へ
「14歳(中学生)の挑戦」受入。医療機器修理/人工呼吸器・Eメス体験 実施
病院 特定共同指導 院内視察(8月) 実施。
第55回 自治体病院学会 in 富山 臨床工学分科会 事務局担当
Team-STEPSとして医療機器関連ヒヤリハット事例検討会・目標決めの実施
透析患者 SPP(皮膚灌流圧)測定への参加(1名)
急性血液浄化用装置[ICU用](KM-9000)更新
超音波膀胱画増像診断装置(Bladder Scan)管理開始
平成29年度
(2017年)
脳外科術中神経モニタリング 操作・保守業務開始
ビデオ喉頭鏡McGRATH MAC導入。中央管理開始
自動心臓マッサージシステムLUCUS保守管理開始
医療機器 点検修理依頼方法の改定
病院機能評価 受審(2018年2月20-21日)
外来(泌尿器)内視鏡軟鏡ファイバー滅菌作業開始
鏡視下手術装置定期点検(月1回)開始 ※光量・漏電含む
平成30年度
(2018年)
改良型 腹水濾過濃縮再静注(KM-CART)開始 10 名
(医師1名)
(技師8名)
(助手1名)
遠隔モニタリング受信可能メーカー対応増  2⇒ 4社
電子カルテシステム更新(透析・医療機器)の対応
透析室 逆浸透濾過精製水製造(RO)装置 更新
令和元年度
(2019年)
1名 増員、臨床工学技士 9名 体制。 11名
(医師1名)
(技師9名)
(パート2名)
(助手1名)
透析室 A剤・B剤・透析液供給装置更新
IABPシステム/PCPSシステム 更新
医療安全ミーティングに参画
整形外科ナビゲーション業務 開始
呼気終末二酸化炭素ガス分圧モニタ(マシモEMMA)導入
令和2年度
(2020年)
1名 増員、臨床工学技士 10名 体制。 12名
(医師1名)
(技師9名)
(パート1名)
(助手1名)
手術室改築・整備(2部屋増)への対応
人工呼吸器・NPPV 共有機(6台)の更新
COVID-19病棟・外来への対応(呼吸器、モニタ、医療機器、ビデオ監視の供給)
CPAP 遠隔モニタリング 開始
病棟用生体情報モニタ(送信機・ベッドサイドモニタ)更新 ※旧スプリアス規格対応
透析室 透析監視装置(DCS-200Si)11台および透析通信システムの更新
MRI撮像可能人工呼吸器(MR-1)導入
末梢血幹細胞採取装置(PBSCH)の更新
令和3年度
(2021年)
輪番日;当直・日直対応(1名)業務開始
整形外科ナビゲーション業務 本格対応(依頼全症例対応)
心臓カテーテル業務 開始
透析室 透析監視装置(DCS-200Si)11台 更新、個人用RO装置追加 1→2台 体制

COVID-19の対応(透析、人工呼吸器、生体情報モニタ、モニタ監視装置)

吸着型血液浄化器「レオカーナ」治療 開始
令和4年度
(2022年)
臨床工学科 2係制(医療機器管理係、血液浄化係)採用

医療技術局
病棟診療部
臨床工学科

医療機器管理係/血液浄化係

取得資格

取得資格 人数
臨床工学技士 10
臨床検査技師 3
看 護 師 1
血液浄化専門臨床工学技士 1
MDIC認定(医療機器情報コミュニケータ) 2
アフェレーシス技術認定士 1
透析技術認定士 3
3学会合同呼吸療法認定士 2
ME1種技術認定 1
ME2種技術認定 9
日本DMAT隊員 資格 1
日本DMATインストラクター 1
認定災害医療上級ロジスティクス専門家 1
認定集中治療関連臨床工学技士 1
JHAT隊員資格 1
エマルゴベーシックインストラクター 1
MCLSインストラクター 1
PhDLSインストラクター 1
第1種衛生管理者 1
臨床実習指導者 1
臨床専門ME認定士 1

当院で臨床工学技士が携わっている医療機器

○血液透析業務

間欠的 装置名 治療名 台数 機種
血液浄化療法 個人用透析装置 血液透析(透析室、ICU) 2 DBB-200Si
血液透析(透析室、感染症病棟) 2 DBB-73
透析監視装置 血液透析(HD) 11 DCS-73
多用途透析監視装置 血液透析(HD) 21 DCS-100NX、
DCS-200Si
血液濾過(O-HF)
血液透析濾過
(I-HDF、O-HDF)
装置名 台数 機種
透析通信システム 1 Future Net Web
逆浸透精製(RO)水製造システム 1 TR-1800R
A剤溶解装置 1 AHI-502
B剤溶解装置 1 BHI-502
多人数用透析液供給装置 1 DAB-50NX
個人用逆浸透法精製水製造装置 2 TW-S
エンドトキシン測定装置 1 トキシノメーターミニ

○特殊血液浄化療法

特殊 装置名 治療名 台数 機種
血液浄化療法 アフェレーシスモニター 持続血液透析(CHD) 2 KM-9000
持続血液濾過(CHF)
持続血液透析濾過(CHDF)
単純血液濾過(PE)
二重濾過血漿交換(DFPP)
血漿吸着
血液吸着法(DHP)
エンドトキシン吸着
PBSCH 末梢血幹細胞採取 1 COM.TEC

○医療機器管理

装置名 台数 機種
自己血回収装置 1 エクストラ
経皮的心肺補助装置(PCPS) 1 HCS-CFP
大動脈内バルーンパンピング(IABP) 1 コラートBP3
人工呼吸器 23 BENNETT 840、LTV-1200、
パラパック200D、Humming V、
Infant Flow、HAMILTON-MR1、
HAMILTON-C6、MONNAL T60、VOCSN
手動式肺人工蘇生器 53 MMI、MR100、レールダール(成人用)、
ベスメド、MR100(小児・新生児用)、
アンブ蘇生バッグ、オーバル、
アンブベビーレスキュレーション
NPPV装置 3 BiPAP V60
ネーザルハイフロー装置 1 AIRVOⅡ
輸液ポンプ 153 TOP-7100、TOP-7200、
CADD-Legacy PCAポンプ
シリンジポンプ 94 TE-331S、TE-351、TE-361、TE-381、
3TCI、SP-120、SP-520
経腸栄養ポンプ 8 Amika
除細動器 11 ハートスタートXL、ハートスタート XL+、
TEC-5531、TEC-5631、TEC-5621、TEC-5601
AED 14 ハートスタート FRX、ハートスタート FRX+
電動式心肺蘇生装置 1 LUCAS 3
麻酔器 9 Fabius-Tiro、Fabius-GS、
Detex-ohmeda Aysis、Aysis CS2
閉鎖式保育器 5 V-2100G、インキュi、ラビインキュi
体外式ペースメーカ 2 3085、3077
ラジオ波凝固装置 1 cool-tip RFシステム
電気メス 11 Force FX、ICC-350 ERBE、CONMED 5000、
FT-10、ESG-400、VIO 300D、VIO 300S
医療用焼灼 1 ELVeSレーザー1470
電動油圧式手術台 13 MOT-5601-SRMB、MOT-5602-SRMB、
VACB-3001、MOS-1300-B、MOT-7201-BX、
MOT-VS600DJ
体圧分散式エアーマットレス 171 インフィニティ、ネクサス、トライセル、
ラグーナ、ネクサスR、アルファプラSORA
逐次型空気圧マッサージ器 40 SCDエクスプレス、SCDレスポンス、
SCD700、ウィズエアーDVT
低体温療法装置 2 ArcticSun 5000、メディサームⅡ
超音波ネブライザー 44 NE-U17、エアロネブ、コンフォート3000、
コンプレッサー式ネブライザ PARIボーイ SX
膀胱用超音波画像診断装置 10 ブラッダースキャン システム
ビデオ硬性挿管用咽頭鏡 19 McGRATH MAC、McGRATH MACA03
酸素流量計(パイピング用) 248 セフティーフロー、パイピング用酸素流量計、
フロージェントル+ P-2L
酸素流量計(ボンベ用) 78 フロージェントル プラスG型、LSP 減圧弁
酸素テント 1 T-3C
低圧持続吸引器 7 MS-008、MS-009
真空吸引器 218 クーデック Qin Pot、Fit Fix
パルスオキシメータ 195 N-550、N-560、サーフィンPO、SB100、
ファインパルスSP2、Vital Navi、N-BSJ
医療用電子血圧計 273 エレマーノ、エレマーノ2、レジーナ、レジーナⅡ、
HEM-907、HEM-7070、DM-500、UDEX SuperTYPE、TM-2655P、HBP-9020、健太郎
生体情報モニタ 173 DS-7680W、DS-7640、DS-7110、DS-7141、DS-8700、
LW-5500N、PVM-2703、DSL-8001、
DS-8005、LX-8300、LX-8100、DSL-8100N、
BSM-4103・4101、MP-50、MP-5、MP-2
医療機器点検装置 24 (フローアナライザ)PF-300、VTMOBILE
(レスピロメータ)インファンタ型
(酸素濃度計)AX-301-I、TED200T
(ハンディ・マノメータ)PG-100-102GH/101GP
(浸透圧計)OM-6040
(トキシノメーター)MT-MINI-DI4
(輸液ポンプテスタ)IDA-4PLUS
(生体情報モニタチェッカ)AX-410G
(漏れ電流測定器)3156
(デジタルマルチメータ)TY710、CDA-701
(パルスオキメータ測定器)SRC-MAX、PC-1.6M
(除細動器チェッカ)IMPULSE 7000DP
(エアーマット測定器)CH-319
(電気メスチェッカ)MST-1453
(保育器チェッカ)INCU-iテスター
(騒音計)TM-103
医療機器管理システム 1  Meister

実績

臨床工学科統計 【臨床技術支援】 令和3年度.pdf

臨床工学科統計 【保守管理】 令和3年度.pdf