Information
○ 臨床工学科 基本理念
専門の医療技術者として医療機器の操作および保守管理を通じ、
患者さんのために質の高い、安全で、最良な医療サービスを提供します。
○ 臨床工学科 基本方針
- 生命維持管理装置およびその他医療機器の操作・保守点検を行い、安全で安心できる医療機器の提供に努めます。
- 医師、その他の医療関係者と緊密な連携を図り、知識、技術、労力を惜しみなく提供します。
- 医療機器の安全性・有効性・効率性を保持し、良質の医療を提供するために院内外の教育・研修に積極的に参加し、知識の向上に努めます。
- 医療の発展・高度化に柔軟に対応し、病院機能の向上に努めます。
- 急性期を展開する地域医療支援病院として、医療機器を通じて地域のニーズに応えます。
- 院内の医療機器を一元管理し、購入から運用廃棄まで効率的に管理できるよう努めます。
○ 臨床工学科 基本倫理
- 私たちは患者さんとともに医療を展開し、権利と尊厳、プライバシーを守ります。
- 私たちは専門職の技術維持、知識向上のために努力します。
- 私たちはあらゆる医療関係者と連携を図り、チーム医療の一員としての責務を果たします。
臨床工学技士とは?
近年、医療技術の進歩に伴い医療現場では様々な医療機器が使用されるようになりました。
その中でも特に人工心肺装置、人工呼吸器、人工腎臓に代表される生命維持管理装置の進歩が、めざましく、それらを医師の指示のもと安全かつ適切に操作、保守できる専門職が求められるようになりました。 そうした背景から昭和62年(1987年)国家資格として医学(Medical)と工学(Engineering)両面に高度な知識・技術を持ち合わせた『生命維持管理装置の操作や各種医療機器の保守・管理』の業務を行う専門職種『臨床工学技士』が誕生しました。
当院の臨床工学技士業務
医療技術の進歩に伴い医療機器の高度化・複雑化が進み、院内では数多くの医療機器が使用されるようになりました。その性能を十分に発揮するには、日頃からの適正な管理が必要不可欠であり、重大な事故を未然に防ぐ上でも医療機器を管理する臨床工学技士がその重要な役割を担っています。当院では2008年4月に臨床工学科が設置され、現在は13名(透析内科部長1名、臨床工学技士11名〔常勤:10名、臨時:1名〕、助手1名)で臨床工学科の業務を行っています。生命維持管理装置の操作と保守管理の業務を中心に、院内すべての医療機器を安全で効率的に運用できるよう日々研鑽しています。院内すべての医療機器が安全で効率的に管理・運用できるよう、日々研鑽しています。
令和3年度から輪番日は日-当直体制をとり、急性期医療に対応しています。
また令和4年度から臨床工学科は、医療機器管理係と血液浄化係の2係制になりました。
臨床工学科メンバー
業務内容
臨床工学科の業務は大きく分けて臨床支援業務と保守管理業務の2つの業務に分かれます。
○臨床支援業務
- 血液浄化領域では、血液透析関連装置の操作やバスキュラーアクセスエコーなどの合併症予防に関する業務、腹膜透析における遠隔モニタリングなどを行っています。
- 血液透析療法のほかに、血漿交換療法(PE)や急性血液浄化療法(CHDF)、腹水濾過濃縮再静注(CART)、末梢血幹細胞採取などを行っています。
- 呼吸療法では人工呼吸器、NPPV療法の操作やCPAP装置・ネーザル・ハイフロー装置の導入、データ解析や外来フォローなどに関わっています。
- 循環器領域ではペースメーカの植込み術や外来フォロー、心臓カテーテル関連業務のほかPCPSやIABPなどの業務に携わっています。
- 手術領域では、内視鏡、関節鏡、顕微鏡、下肢静脈瘤レーザー治療、術中神経モニタリング(MEP・SEP)、ナビゲーションシステムなどの手術補助業務を行い、手術が円滑に実施できるように努めています。
- その他として心臓植込み型デバイスやCPAP装置、腹膜透析装置の遠隔モニタリング管理を行っています。
- 血液浄化では、血液透析関連装置の保守点検・部品交換、透析液の清浄化に加え、腹膜透析装置の保守管理にも努めています。
- 人工呼吸器、輸液ポンプなど病棟で使用される医療機器を中央管理しており、それら医療機器の日常・定期点検、部品交換・修理といった保守管理を行っています。
- 各部署に設置されている医療機器(除細動器、AED、各種医用テレメータ装置、麻酔器など)の保守管理も行っています。
- 医療機器のトラブル時にも早急に対応します。
業務場所
当院では、透析室、病棟、ICU・HCU(集中治療科)、救急センター、手術室、血管造影室、医療器材庫などの様々な部署で業務を行っています。
○透析室
透析室では、血液透析装置・アフェレシス装置の操作、シャント穿刺や短期留置型カテーテル挿入時の介助、透析効率の評価、腹膜透析遠隔モニタリングや腹膜機能検査データ管理などを行っています。 また、透析合併症予防として、超音波診断装置を活用したバスキュラーアクセス管理や皮膚灌流圧測定(SPP)、体液量測定などを行っています。 良質で安全な透析を実施するために、透析関連機器の保守点検及び、透析液の清浄化業務を行っています。
透析開始時のシャント穿刺
透析装置の部品交換・定期点検
超音波診断装置を用いたバスキュラーアクセス管理
透析液のエンドトキシン・生菌濃度測定
○集中治療室
集中治療科では血液浄化装置の操作、人工呼吸器・NPPV装置・ネーザルハイフローなどの導入、人工呼吸器使用患者の使用中点検や一般病棟への転棟時の装置移動の対応を行っています。また、使用している人工呼吸器、NPPV装置などの日常点検を1日3回(朝・昼・夕)行っています。
人工呼吸器のほか、持続緩徐式血液ろ過透析(CHDF)装置、IABP、ECMO/PCPS、除細動器など生命維持管理装置が多数配置されており、これらの機器が安全に使用できるよう保守管理を行っています。
毎週木曜日にRST(呼吸器サポートケアチーム)に参加しており、医師や看護師、理学療法士など他職種と人工呼吸器の設定や治療方針の検討を行っています。
人工呼吸器ラウンドの様子
ICUで使用したNPPV装置の使用後点検
RST(呼吸器サポートケアチーム)への参加の様子
○手術室
手術室では安全な手術を提供するため、使用する医療機器の日常点検や定期点検など保守管理を実施しています。また手術中の医療機器は複雑な操作や専門的な知識が必要とされており、それら医療機器の操作を臨床工学技士が担当します。
手術室で稼働している機器には、麻酔器、電気メス、手術台、内視鏡外科システム、関節鏡システム、手術顕微鏡、自己血回収装置、術中神経モニタリング装置、下肢静脈瘤血管内レーザー装置、ナビゲーションシステム、体温管理装置などがあります。
術中神経モニタリング(MEP)
胸腔鏡システムの術中操作
ナビゲーションシステムの術中操作
麻酔器の日常点検
手術台の部品交換・動作点検
内視鏡外科システムの日常点検
○血管造影室
血管造影室では循環器内科の心臓カテーテル治療時の血管内画像診断装置(IVUS・OFDI)やローターブレーダー装置など機器の操作、補助循環装置であるECMO/PCPS(経皮的心肺補助装置)、IABP(大動脈内バルーンパンピング)の操作管理を行っています。
また、脳動脈瘤コイリング術など血管造影室で行われる全身麻酔下手術では、使用される人工呼吸器や生体情報モニタなど機器の準備を行っています。
血管造影室配置の機器(IABP、PCPS、除細動器等)の動作点検も定期的に行っています。
ステントグラフト内挿術での人工呼吸器操作
血管内超音波検査(IVUS)の操作
PCPSおよびIABP装置
○病棟
使用している人工呼吸器・NPPV装置・CPAP日常点検を1日2回(朝・夕)行っています。また、新規で人工呼吸器等を使用する場合は、その病棟看護師に装置説明や使用上における注意点をその都度説明しています。在宅でSAS装置を導入される場合でも、患者さんや看護師にも管理方法や注意点などの説明を行います。
腹水ろ過濃縮再静注法(CART)では、病棟での腹水採取を行い、採取した腹水を濃縮処理する治療を担当しています。
また新生児室では閉鎖式保育器が使用されており、機器のラウンドや保守管理を行います。
その他に経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)装置の操作、医療機器の定期点検を行いトラブル時にも対応しています。
生体情報モニタは患者様の心拍数や心電図波形、呼吸数、酸素飽和度、血圧などのバイタルサインを継続的に測定・監視する医療機器です。一般病棟では、ナースステーションで生体情報モニタを確認するために医用テレメータを利用してバイタルサインを遠隔で確認しており、適切にモニタ管理を行っていくために病棟スタッフへのモニタに関する教育や医療安全管理室と連携してモニタに関する医療安全ラウンドを実施しています。
生体情報モニタの定期ラウンド
人工呼吸器の内部修理(オーバーホール)
腹水ろ過濃縮再静注法(KM-CART)の濃縮処理
経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)施行時の装置操作
○外来
ペースメーカチェックやCPAP装置の解析、生体情報モニタの点検等を行っています。
外来患者のペースメーカチェック
外来配置生体情報モニタの定期点検
○救急センター
人工呼吸器や除細動器、生体情報モニタ等の点検やNPPV装置の装着対応も行っています。
除細動器の点検
生体情報モニタの作動チェック
○遠隔
心臓植え込みデバイスおよびICM(植え込み型心臓モニタ)、CPAPなどの遠隔モニタリングに対応しています。
遠隔モニタリングの解析
遠隔モニタリングが可能な送信機
ペースメーカ(上)・CPAP(下)装置
○医療器材庫
医療器材庫では様々な医療機器の点検、貸出、修理を行っています。使用後、返却された機器は臨床工学技士が貸出前点検を実施し、貸出用機器となります。臨床工学管理機器は全てバーコード管理となっており、貸出・返却もパソコンとバーコードリーダーにて処理します。
≪貸出機器≫
- 輸液ポンプ
- シリンジポンプ
- PCAポンプ
- 経腸栄養ポンプ
- 人工呼吸器
- NPPV装置
- ネーザルハイフロー/高流量酸素療法装置
- 生体情報モニタ/医用テレメータ
- パルスオキシメータ
- 超音波ネブライザー
- 低圧持続吸引器
- 体圧分散式エアマットレス
- 酸素流量計/酸素ボンベ パイピング
- 手動式肺人工蘇生器
- 自動血圧計
- 酸素ボンベ
返却された機器の点検(貸出前点検)
貸出用機器(輸液ポンプ)を貸し出す様子
医療機器管理システム(返却・貸出画面)
○研修会の開催
臨床工学科では毎月、『医療機器研修会』や新人・2年目看護師対象の『人工呼吸器研修』、新しい機器の導入時の『取扱い説明会』などを行っています。
経腸栄養ポンプの説明の様子
酸素療法デバイスについての説明会
(新人看護師対象)人工呼吸器研修会 講義
輸液ポンプについての説明会
概要・経緯
年度 | 内 容 | 所属 | 人員 |
~平成9年度 (~1997年) |
臨床検査科と兼務。透析業務に従事。 | 臨床検査科 | (1名) |
平成10年度 | 臨床工学技士 1名 採用 | 臨床検査科 | 1 名 |
(1998年) | 血液浄化業務に携わる(臨床検査科所属) | ||
平成11年度 (1999年) |
配置替;血液浄化療法科所属 | 血液浄化療法科 | ↓ |
CHDFを専用機で本格的に開始 | |||
末梢血幹細胞採取(PBSCH)を開始 | |||
平成13年度 (2001年) |
人工呼吸器の動作点検開始 | ↓ | ↓ |
人工呼吸器安全管理対策チームの活動に携わる | |||
平成15年度 (2003年) |
臨床工学技士 1名 増員、2名 体制 | ↓ | 2 名 |
輸液ポンプ保守管理開始 | |||
PCPS臨床業務開始 | |||
人工呼吸器ラウンド開始 | |||
術中自己血回収装置臨床業務開始 | |||
平成16年度 (2004年) |
血液浄化センター移転(11床→20床) | ↓ | ↓ |
透析支援システムFutere Net Ⅱ導入 | |||
シリンジポンプ定期点検開始 | |||
電気メス定期点検開始 | |||
平成17年度 (2005年) |
臨床工学技士 1名 増員、3名 体制 | ↓ | 3 名 |
医療機器中央管理業務開始 | |||
(人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、パルスオキシメータ、自動血圧計) | |||
経腸栄養ポンプ管理開始 | |||
除細動器定期点検開始 | |||
フローアナライザーPF-300を導入 | |||
輸液ポンプテスターIDA-4PLUS導入 | |||
平成18年度 (2006年) |
臨床工学技士 1名 増員、4名 体制 | ↓ | 4 名 (技師4名) |
NICU業務開始 | |||
(保育器・新生児用人工呼吸器・新生児モニタの保守管理開始) | |||
医療機器(生体情報)モニタ用チェッカ AX-410 導入 | |||
高圧受電設備法定定期点検等作設備関連時の臨床工学技士対応 開始 | |||
2006年 漏れ電流測定器 HIOKI 3156導入 | |||
NPPV装置保守管理開始 | |||
平成19年度 (2007年) |
ラジオ波熱凝固療法(RFA)業務開始 | ↓ | ↓ |
閉鎖式保育器保守管理開始 | |||
フローアナライザー VT-MOBILE導入 | |||
除細動器・AED用チェッカ IMPULSE 7000DP 導入 | |||
病院機能評価機構(Ver 4.0)受審。 | |||
医療機器保守管理マニュアル作成 | |||
平成20年度 (2008年) |
独立部門「臨床工学科」が設置される | 臨床工学科 | 6 名 (医師1名) (技師5名) |
1名 増員、臨床工学技士 5名 体制 | |||
手術室業務開始(麻酔器・モニタ保守管理) | |||
ペースメーカ管理(術中、外来フォロー)開始 | |||
酸素テント保守管理開始 | |||
平成21年度 (2009年) |
病棟医用テレメータ全台更新。 | ↓ | ↓ |
※同時に生体情報モニタシステムCVW導入 | |||
第2医療器材庫の活用 | |||
病棟用医用テレメータ中央管理開始 | |||
透析内科;夜間透析廃止 | |||
IABP用チェッカ IAT-00201 導入 | |||
電気メスチェッカ MST-1453 導入 | |||
新型インフルエンザ対策(人工呼吸器、モニタ、透析) | |||
院内医療機器研修会の開催開始 | |||
平成22年度 (2010年) |
エアーマット保守管理および中央管理開始 | 臨床工学科 | 6 名 (医師1名) (技師5名) |
エアーマット計測機器 CH-319 導入 | |||
トキシノメーター MT-MINI-DI4 導入 ※透析液生菌測定開始 | |||
救急科内医療機器保守管理開始 | |||
電動油圧式手術台保守管理開始 | |||
医療ガス供給設備の保守点検業務実施マニュアル作成 | |||
呼吸ケアチーム(RST)活動開始 | |||
平成23年度 (2011年) |
医療機器管理システム MEISTER 導入 | ↓ | ↓ |
持続緩徐式血液透析濾過装置 KM-9000 導入 | |||
A-CPAP装置の波形解析業務開始 | |||
平成24年度 (2012年) |
1名 増員、臨床工学技士 6名 体制 | ↓ | 7 名 (医師1名) (技師6名) |
フリーフロー対策用輸液ポンプTOP-7100 に全台更新 | |||
医療機器管理システムを使用したバーコード管理開始 | |||
超音波ネブライザー、低圧持続吸引器中央管理開始 | |||
体圧分散式エアーマット バーコード管理開始 | |||
病院機能評価 Ver 6 受審 | |||
多人数用透析監視装置DCS-100NX(1台)導入 | |||
透析支援システムFutere Net web+ 導入(3月) | |||
平成25年度 (2013年) |
事務担当 1名 採用 | ↓ | 8 名 (医師1名) (技師6名) (事務1名) |
透析液水質確保加算(1)→(2)へ移行 | |||
土曜・祝日の1日出勤/振替休日で対応;1名 | |||
ASV装置関連業務開始、波形解析業務開始 | |||
体圧分散式エアーマット ネクサス30台追加 | |||
院内災害訓練(2回)参加 | |||
用手式人工蘇生器(アンビューバッグ)中央管理開始 | |||
酸素流量計/吸引器 中央管理開始 | |||
カテーテル・アブレーション業務への対応・準備 | |||
平成26年度 (2014年) |
医療助手 1名 採用 | ↓ | 9 名 (医師1名) (技師6名) (事務1名) (助手1名) |
臨床実習生の受入開始 | |||
手術室(手術治療支援装置・手術治療用機器)立会い業務開始 | |||
手術室(脳神経外科関連装置(顕微鏡、超音波外科用吸引装置))立会い業務開始 | |||
カテーテル・アブレーション業務開始 | |||
手術室(整形外科関節鏡)立い業務開始 | |||
NPPV装置(V60)導入 ⇒ 救急科へ配置 | |||
透析内科;on-line HDF 開始 | |||
血圧計チェッカー導入。外来定期開始 (H26年;下半期) | |||
平成27年度 (2015年) |
臨床工学科 臨床工学係 新設 | 医療技術局 病棟診療部 臨床工学科 臨床工学係 |
10 名 (医師1名) (技師7名) (事務1名) (助手1名) |
1名 増員、臨床工学技士 7名 体制。臨床工学係 設置。 | |||
条件付MRI対応ペースメーカの撮像受入開始(2社施設認定) | |||
睡眠時無呼吸装置 内科外来フォローアップ(データ解析)開始 | |||
脳外科ブラックマックス管理開始 | |||
血液浄化LDLアフェレーシス(MA-03);2カラム法本格的に始動。 | |||
手術室;内視鏡外科手術機器 立会い点検開始(H28.1~) | |||
ペースメーカ Home monitorinng の運用開始。 | |||
医療機器定期点検の実施方法・点検の流れ・スケジュール変更。 | |||
手動式肺人工蘇生器の中央管理開始(ディスポ・リユーザブル含)。 | |||
臨床工学科 情報誌 ME Information ~Vol. 01~ 発刊 | |||
平成28年度 (2016年) |
臨床工学技士 7名 体制へ本格始動(1名;宅直・土曜・祝日当番担当可) | ↓ | ↓ |
手術室・循環器業務 2名 体制 | |||
条件付きMRI対応ペースメーカ撮像 開始。 | |||
下肢静脈瘤血管内レーザー治療 (ELVeSレーザー1470)操作・保守業務開始 | |||
耳鼻科鼓室形成術 マイクロ顕微鏡のセッティング開始。使用後、元設定に変更 | |||
酸素流量計 中央管理開始。加湿瓶の不使用化へ | |||
「14歳(中学生)の挑戦」受入。医療機器修理/人工呼吸器・Eメス体験 実施 | |||
病院 特定共同指導 院内視察(8月) 実施。 | |||
第55回 自治体病院学会 in 富山 臨床工学分科会 事務局担当 | |||
Team-STEPSとして医療機器関連ヒヤリハット事例検討会・目標決めの実施 | |||
透析患者 SPP(皮膚灌流圧)測定への参加(1名) | |||
急性血液浄化用装置[ICU用](KM-9000)更新 | |||
超音波膀胱画増像診断装置(Bladder Scan)管理開始 | |||
平成29年度 (2017年) |
脳外科術中神経モニタリング 操作・保守業務開始 | ↓ | ↓ |
ビデオ喉頭鏡McGRATH MAC導入。中央管理開始 | |||
自動心臓マッサージシステムLUCUS保守管理開始 | |||
医療機器 点検修理依頼方法の改定 | |||
病院機能評価 受審(2018年2月20-21日) | |||
外来(泌尿器)内視鏡軟鏡ファイバー滅菌作業開始 | |||
鏡視下手術装置定期点検(月1回)開始 ※光量・漏電含む | |||
平成30年度 (2018年) |
改良型 腹水濾過濃縮再静注(KM-CART)開始 | ↓ | 10 名 (医師1名) (技師8名) (助手1名) |
遠隔モニタリング受信可能メーカー対応増 2⇒ 4社 | |||
電子カルテシステム更新(透析・医療機器)の対応 | |||
透析室 逆浸透濾過精製水製造(RO)装置 更新 | |||
令和元年度 (2019年) |
1名 増員、臨床工学技士 9名 体制。 | ↓ | 11名 (医師1名) (技師9名) (パート2名) (助手1名) |
透析室 A剤・B剤・透析液供給装置更新 | |||
IABPシステム/PCPSシステム 更新 | |||
医療安全ミーティングに参画 | |||
整形外科ナビゲーション業務 開始 | |||
呼気終末二酸化炭素ガス分圧モニタ(マシモEMMA)導入 | |||
令和2年度 (2020年) |
1名 増員、臨床工学技士 10名 体制。 | ↓ | 12名 (医師1名) (技師9名) (パート1名) (助手1名) |
手術室改築・整備(2部屋増)への対応 | |||
人工呼吸器・NPPV 共有機(6台)の更新 | |||
COVID-19病棟・外来への対応(呼吸器、モニタ、医療機器、ビデオ監視の供給) | |||
CPAP 遠隔モニタリング 開始 | |||
病棟用生体情報モニタ(送信機・ベッドサイドモニタ)更新 ※旧スプリアス規格対応 | |||
透析室 透析監視装置(DCS-200Si)11台および透析通信システムの更新 | |||
MRI撮像可能人工呼吸器(MR-1)導入 | |||
末梢血幹細胞採取装置(PBSCH)の更新 | |||
令和3年度 (2021年) |
輪番日;当直・日直対応(1名)業務開始 | ↓ | ↓ |
整形外科ナビゲーション業務 本格対応(依頼全症例対応) | |||
心臓カテーテル業務 開始 | |||
透析室 透析監視装置(DCS-200Si)11台 更新、個人用RO装置追加 1→2台 体制 | |||
COVID-19の対応(透析、人工呼吸器、生体情報モニタ、モニタ監視装置) | |||
吸着型血液浄化器「レオカーナ」治療 開始 | |||
令和4年度 (2022年) |
臨床工学科 2係制(医療機器管理係、血液浄化係)採用 | 医療技術局 病棟診療部 臨床工学科 医療機器管理係/血液浄化係 |
↓ |
医療ガス酸素ボンベ中央管理開始 | |||
腹膜透析装置(遠隔モニタリング含む)管理開始 | |||
血液透析業務VA管理開始 | |||
透析内科 透析室個室改修工事および運用 | |||
遠隔モニタリング管理室の設置 | |||
令和5年度 (2023年) |
臨床工学技士1名増員;11名体制 (常勤;10名、パート;1名) |
↓ | 13名 (医師1名) (技師10名) (パート1名) (助手1名) |
当直・日直時の心臓カテーテル業務開始 | |||
病棟におけるモニタアラーム発生時のPHS連動管理開始 | |||
病院機能評価 受審 | |||
腹膜透析装置管理業務開始 |
取得資格
取得資格 | 人数 |
臨床工学技士 | 11 |
臨床検査技師 | 3 |
看 護 師 | 1 |
血液浄化専門臨床工学技士 | 1 |
認定血液浄化関連臨床工学技士 | 1 |
腎代替療法専門指導士 | 1 |
透析技術認定士 | 3 |
MDIC認定(医療機器情報コミュニケータ) | 2 |
3学会合同呼吸療法認定士 | 2 |
ME1種技術認定 | 1 |
ME2種技術認定 | 10 |
日本DMAT隊員 資格 | 1 |
日本DMATインストラクター | 1 |
認定災害医療上級ロジスティクス専門家 | 1 |
認定集中治療関連臨床工学技士 | 1 |
JHAT隊員資格 | 1 |
エマルゴベーシックインストラクター | 1 |
MCLSインストラクター | 1 |
PhDLSインストラクター | 1 |
第1種衛生管理者 | 2 |
臨床実習指導者 | 2 |
臨床専門ME認定士 | 1 |
食品衛生責任者、衛生監視員 | 1 |
環境衛生監視員 | 1 |
当院で臨床工学技士が携わっている医療機器
間欠的 | 装置名 | 治療名 | 台数 | 機種 |
血液浄化療法 | 個人用透析装置 | 血液透析(透析室、ICU) | 3 | DBB-200Si |
多用途透析監視装置 | 血液透析(HD) | 31 | DCS-200Si | |
血液濾過(O-HF) | ||||
血液透析濾過 (I-HDF、O-HDF) |
装置名 | 台数 | 機種 |
透析通信システム | 1 | Future Net Web |
逆浸透精製(RO)水製造システム | 1 | TR-1800R |
A剤溶解装置 | 1 | AHI-502 |
B剤溶解装置 | 1 | BHI-502 |
多人数用透析液供給装置 | 1 | DAB-50NX |
個人用逆浸透法精製水製造装置 | 2 | TW-S |
エンドトキシン測定装置 | 1 | トキシノメーターミニ |
特殊 | 装置名 | 治療名 | 台数 | 機種 |
血液浄化療法 | アフェレーシスモニター | 持続血液透析(CHD) | 2 | KM-9000 |
持続血液濾過(CHF) | ||||
持続血液透析濾過(CHDF) | ||||
単純血液濾過(PE) | ||||
二重濾過血漿交換(DFPP) | ||||
血漿吸着 | ||||
血液吸着法(DHP) | ||||
エンドトキシン吸着 | ||||
PBSCH | 末梢血幹細胞採取 | 1 | COM.TEC |
装置名 | 台数 | 機種 |
自己血回収装置 | 1 | エクストラ |
経皮的心肺補助装置(PCPS) | 1 | HCS-CFP |
大動脈内バルーンパンピング(IABP) | 1 | コラートBP3 |
人工呼吸器 | 24 | BENNETT 840、LTV-1200、パラパック200D、 HAMILTON-MR1、HAMILTON-C6、 MONNAL T60、VOCSN、ART-300、Evita V600 |
手動式肺人工蘇生器 | 50 | MMI、MR100、MR100(小児・新生児用)、 アンブ蘇生バッグ、オーバル、 アンブベビーレスキュレーション |
NPPV装置 | 3 | BiPAP V60 |
ネーザルハイフロー装置 | 4 | AIRVOⅡ |
輸液ポンプ | 179 | TOP-7100、TOP-7200、CADD-Legacy PCAポンプ |
シリンジポンプ | 84 | TE-351、TE-381、 3TCI、SP-120、SP-520 |
PCA(小型)シリンジポンプ | 12 | TE-361 |
経腸栄養ポンプ | 8 | Amika |
除細動器 | 10 | ハートスタートXL、ハートスタート XL+、 TEC-5531、TEC-5631、TEC-5621、TEC-5601 |
AED | 14 | ハートスタート FRX、ハートスタート FRX+ |
電動式心肺蘇生装置 | 1 | LUCAS 3 |
麻酔器 | 9 | Fabius-Tiro、Anespirator A65 Detex-ohmeda Aysis CS2 |
閉鎖式保育器 | 5 | V-2100G、インキュi、ラビインキュi |
体外式ペースメーカ | 2 | 3085、3077 |
ラジオ波凝固装置 | 1 | cool-tip RFシステム |
電気メス | 11 | Force FX、ICC-350 ERBE、CONMED 5000、 FT-10、ESG-400、VIO 300D、VIO 300S |
医療用焼灼器 | 1 | ELVeSレーザー1470 |
電動油圧式手術台 | 12 | MOT-5602-SRMB、MOT-5602BW VACB-3001、MOT-7201-BX、 MOT-VS600DJ、MOT-VS700Uij |
体圧分散式エアーマットレス | 188 | インフィニティ、ネクサス、トライセル、 ラグーナ、ネクサスR、アルファプラSORA |
逐次型空気圧マッサージ器 | 40 | SCDエクスプレス、SCDレスポンス、 SCD700、ウィズエアーDVT |
低体温療法装置 | 2 | ArcticSun 5000、メディサームⅡ |
超音波ネブライザー | 36 | NE-U17、エアロネブ、コンフォート3000、 コンプレッサー式ネブライザ PARIボーイ SX、 PARIボーイ Junior |
膀胱用超音波画像診断装置 | 10 | ブラッダースキャン システム |
ビデオ硬性挿管用咽頭鏡 | 19 | McGRATH MAC、McGRATH MACA03 |
酸素流量計(パイピング用) | 279 | セフティーフロー、パイピング用酸素流量計、 フロージェントル+ P-2L |
流量調整器一体型酸素ボンベ | 100 | 酸素で~るSV |
低圧持続吸引器 | 9 | MS-008、MS-009 |
真空吸引器 | 265 | クーデック Qin Pot、クーデック Qin Pot Joe、Fit Fix |
パルスオキシメータ | 172 | サーフィンPO、SB100、ファインパルスSP2、Vital Navi、N-BSJ |
医療用電子血圧計 | 331 | エレマーノ、エレマーノ2、レジーナ、レジーナⅡ、レジーナⅢ、 HEM-1010、HEM-7070、HEM-1040、DM-500、 TM-2655P、TM-2657WP、HBP-9020、HBP-9035、 UDEX SuperTYPE、ハピネス、P-2020、 masimo rainbowSET、BP-103iⅡ、BP-8800SF、BP-203RV3C |
生体情報モニタ | 268 | DS-7680W、DS-7110、DS-7141、DS-8700、 LW-5500N、PVM-2703、DSL-8001、DS-8005、DS-8007、 LX-8300、LX-8100、DSL-8100N、LC-8016TC DSC-8730、MP-50、MP-5、MP-2 |
医療機器点検装置 | 24 | (フローアナライザ)PF-300、VTMOBILE (レスピロメータ)インファンタ型 (酸素濃度計)AX-301-I、TED200T (ハンディ・マノメータ)PG-100-102GH/101GP (浸透圧計)OM-6040 (トキシノメーター)MT-MINI-DI4 (輸液ポンプテスタ)vPad-IV (生体情報モニタチェッカ)AX-410G、QRT-400NK (漏れ電流測定器)3156 (デジタルマルチメータ)TY710、CDA-701 (パルスオキメータ測定器)SRC-MAX、PC-1.6M (除細動器チェッカ)IMPULSE 7000DP (エアーマット測定器)CH-319 (電気メスチェッカ)MST-1453 (保育器チェッカ)INCU-iテスター (騒音計)TM-103 |
医療機器管理システム | 1 | TrioBuppinNEXT「医療機器管理システム」 |