皮膚科

診療科の特色

皮膚疾患は湿疹、蕁麻疹、足白癬などの身近な疾患から、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、蜂窩織炎、帯状疱疹、血管炎、水疱症、皮膚がんなどの難治性疾患まで多岐にわたりますが、当科では皮膚疾患全般にわたり対応できるよう努めています。

パッチテスト、ダーモスコピー、皮膚生検などの専門性の高い検査を積極的に行うことによって正確な診断に努め、患者さんの病状や意向に応じて適切な治療を選択し、他臓器疾患を有する場合は他科と充分に連携をとって診療にあたるよう心がけています。
帯状疱疹、蜂窩織炎・丹毒については、クリニカルパスを作成して治療を行っています。また、院内の褥瘡対策においては褥瘡管理者とともに中心的役割を果たし、多職種と連携して回診、研修を行っています。

実績

当科は日本皮膚科学会認定専門医研修施設に指定されており、数多くの皮膚疾患に対して外来および入院診療を行っています。

2019年度の外来延べ患者数は11,125名、入院患者数は148名です。入院患者の内訳は、帯状疱疹53例、成人水痘3例、蜂窩織炎・丹毒38例、ガス壊疽1例、蕁麻疹・アナフィラキシー13例、血管性浮腫3例、中毒疹・薬疹6例、水疱性類天疱瘡7例、円形脱毛症9例、下腿潰瘍6例、褥瘡4例、その他はうっ滞性皮膚炎、ヘルペス性歯肉口内炎、マムシ咬症などです。

生検件数は70件、手術件数は53件です。

hifuka-zu01.jpg

対応疾患

湿疹・皮膚炎、蕁麻疹
アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、皮脂欠乏性皮膚炎、蕁麻疹、血管性浮腫、アナフィラキシー、痒疹、皮膚そう痒症
紅斑症
多型滲出性紅斑、結節性紅斑、薬疹、中毒疹
脈管疾患、物理的皮膚障害
各種血管炎、下腿潰瘍、光線過敏症、熱傷、凍瘡、褥瘡
水疱・膿疱症
水疱性類天疱瘡、尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、掌蹠膿疱症
角化症
魚鱗癬、尋常性乾癬、膿疱性乾癬、類乾癬、扁平苔癬
付属器疾患
尋常性ざ瘡、酒さ、円形脱毛症
皮膚良性腫瘍、皮膚がん
各種皮膚良性腫瘍、悪性黒色腫、基底細胞がん、有棘細胞がん、乳房外パジェット病、ボーエン病、日光角化症、菌状息肉症
細菌・ウイルス・その他の感染症
蜂窩織炎、丹毒、せつ、癰、単純疱疹、帯状疱疹、水痘、尋常性疣贅、尖圭コンジローム、白癬、カンジダ症、深在性真菌症、抗酸菌感染症、梅毒、疥癬

特徴的な検査・主な手術

パッチテスト
接触皮膚炎の原因、アトピー性皮膚炎の悪化因子を調べる検査です。金属(歯科金属を含む)パッチテスト用試薬を常備しています。
ダーモスコピー
病変部に超音波ゼリーを塗り、強い光線を照射するダーモスコープという拡大鏡で観察する非侵襲的な検査法です。悪性黒色腫、基底細胞がん、色素性母斑などの色素性皮膚病変の診断に有用です。
ナローバンドUVB療法
尋常性乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、菌状息肉症、尋常性白斑、円形脱毛症、通常の治療で改善のみられない成人アトピー性皮膚炎などの疾患などに有効な治療法です。2種の紫外線照射装置(デルマレイ200、800)を備えており、小範囲から全身の病変まで対応が可能です。

外来診療日

週間担当医のページをご覧ください

医師紹介

野村 佳弘 (のむら よしひろ)

理事(DPC担当)
病棟診療部主任部長、皮膚科部長
医学博士

医学部卒業年
S59年
専門領域
皮膚科一般
資格
皮膚科専門医(日本皮膚科学会)
学会
日本皮膚科学会
日本皮膚悪性腫瘍学会
日本褥瘡学会
モットー
丁寧な診療と説明を心掛けています

大村 尚美 (おおむら なおみ)

皮膚科医師

医学部卒業年
H26年
学会
日本皮膚科学会