皮膚科

診療科の特色

皮膚疾患は湿疹、蕁麻疹、足白癬などの身近な疾患から、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、蜂窩織炎、帯状疱疹、血管炎、水疱症、皮膚がんなどの難治性疾患まで多岐にわたり ますが、当科では皮膚疾患全般にわたり対応できるよう努めています。パッチテスト、ダーモスコピー、皮膚生検などの専門性の高い検査を積極的に行うことによって診断し、患者さんの病状に応じて適切な治療を選択し、他臓器疾患を有する場合は他科と充分な連携をとって診療にあたるよう心がけています。進行期の悪性黒色腫に対して、新しい分子標的薬や免疫療法薬による治療を行う体制を整えています。また、院内の褥瘡対策において褥瘡管理者とともに中心的役割を果たし、多職種と連携して回診、研修を行っています。

実績

当科は日本皮膚科学会認定専門医研修施設に指定されており、数多くの皮膚疾患に対して外来および入院診療を行っています。

2017年度の外来延べ患者数は10,451名、入院患者数は122名です。入院患者の内訳は、帯状疱疹57例、蜂窩織炎・丹毒34例、壊死性筋膜炎2例、蕁麻疹・アナフィラキシー7例、クインケ浮腫4例、中毒疹・薬疹4例、水疱性類天疱瘡4例、その他はアトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、膿疱性乾癬、壊疽性膿皮症、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス、褥瘡、下腿潰瘍、マムシ咬症などです。
生検件数は51件、手術件数は40件です。

対応疾患

湿疹・皮膚炎(アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、皮脂欠乏性皮膚炎など)、蕁麻疹、アナフィラキシー、痒疹、皮膚そう痒症、紅斑症(多型滲出性紅斑、結節性紅斑、薬疹、中毒疹など)、血管病変(各種血管炎、下腿潰瘍など)、物理的皮膚障害(光線過敏症、熱傷、凍瘡、褥瘡など)、水疱・膿疱症(水疱性類天疱瘡、天疱瘡、掌蹠膿疱症など)、炎症性角化症(尋常性乾癬、膿疱性乾癬、扁平苔癬など)、膠原病、母斑・皮膚良性腫瘍、皮膚がん(悪性黒色腫、基底細胞がん、有棘細胞がん、乳房外パジェット病、ボーエン病、日光角化症、菌状息肉症など)、細菌感染症(蜂窩織炎、丹毒、せつ、癰など)、ウ イルス感染症(単純疱疹、帯状疱疹、水痘、尋常性疣贅など)、真菌症、抗酸菌感染症、性感染症、尋常性白斑、円形脱毛症、疥癬、マムシ咬症など

特徴的な検査・主な手術

パッチテスト
接触皮膚炎の原因、アトピー性皮膚炎の悪化因子を調べる検査です。金属(歯科金属を含む)パッチテスト用試薬を常備しています。
ダーモスコピー
病変部に超音波ゼリーを塗り、強い光線を照射するダーモスコープという拡大鏡で観察する非侵襲的な検査法です。悪性黒色腫、基底細胞がん、色素性母斑などの色素性皮膚病変の診断に有用です。
ナローバンドUVB療法
尋常性乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、菌状息肉症、尋常性白斑、円形脱毛症、通常の治療で改善のみられない成人アトピー性皮膚炎などの疾患などに有効な治療法です。2種の 紫外線照射装置(デルマレイ200、800)を備えており、小範囲から全身の病変まで対応が可能です。

外来診療日

週間担当医のページをご覧ください

医師紹介

野村 佳弘 (のむら よしひろ)

理事
皮膚科部長
医学博士

医学部卒業年
S59年
専門領域
皮膚科一般
資格
皮膚科専門医(日本皮膚科学会)
学会
日本皮膚科学会
日本皮膚悪性腫瘍学会
日本褥瘡学会
モットー
丁寧な診療と説明を心掛けています

北野 佑 (きたの たすく)

皮膚科医師

医学部卒業年
H26年
専門領域
皮膚科一般
学会
日本皮膚科学会
モットー
患者さんに寄り添った診療を心がけます。よろしくお願い致します。