感染症内科

診療科の特色

市民病院では、これまでも、感染症医療の研鑽を積んだ医師を中心に、感染管理を専門とする認定看護師、薬剤師、臨床検査技師等による感染対策チームを組織して、感染症に係る診療及び院内の感染防止対策に注力してきたところです。

とりわけ、新型コロナウイルス感染症に対しましても、感染対策チームが中心となって、感染者の入院医療や発熱外来及びPCR行政検査など、第二種感染症指定医療機関としての責務を果たしてまいりました。しかしながら、変異株の発生など、未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症をはじめ、世界的脅威となっている多剤耐性菌や今後も出現するとされる新興感染症に対応していくためには、感染症医療全般の機能強化を図る必要があることから、日本感染症学会認定の専門医を置く感染症内科を2021年7月1日に新設しました。

対応疾患

毎月2回(第2木曜・第4木曜)、非常勤医師により入院患者に対して専門的な対応が必要な感染症診療を行います。
(将来的には、常勤の医師を配置するなど、人員体制を拡充し、外来診療も行っていく方針であり、地域の中核病院として、患者さんをはじめ、市民の皆様から求められる質の高い医療サービスの提供に、今後とも努めてまいりたいと考えております。)