慢性硬膜下血腫

通常中高年からお年寄りに多い病気で、頭を打った後3週間から、長い場合には数ヶ月を経て、頭蓋骨の下の硬膜と脳の間に血が溜まってくるものです。血腫により脳が圧迫され、頭痛から半身麻痺、歩行障害、痴呆症状、意識障害といった様々な症状が出現します。治療法は、通常頭蓋骨に小さな穴を開け、血腫を洗い流し、脳への圧迫を取り除く手術を行います。