診療科別 脳神経外科

クモ膜下出血(くもまくかしゅっけつ)

大部分が脳の血管(動脈)にできたこぶ(瘤)が破れておこります(脳動脈瘤破裂)。突然の激しい頭痛にて発症し、嘔吐や意識障害(程度は様々)を伴うこともあります。初回の出血にて、1/3から1/2の方が亡くなられるか重度の後遺症を残すといわれている...

脳腫瘍(のうしゅよう)

頭蓋内に発生する原発性および転移性(他の臓器の癌などの転移によるもの)の腫瘍の総称です。原発性脳腫瘍の頻度は人口10万人に対し年間12.5人といわれています。治療法は、手術(腫瘍摘出術)、放射線療法や化学療法(抗癌剤による治療)があり、腫瘍...

慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)

通常中高年からお年寄りに多い病気で、頭を打った後3週間から、長い場合には数ヶ月を経て、頭蓋骨の下の硬膜と脳の間に血が溜まってくるものです。血腫により脳が圧迫され、頭痛から半身麻痺、歩行障害、痴呆症状、意識障害といった様々な症状が出現します。...