病名 五十音別 な行

日光角化症(にっこうかくかしょう)

表皮細胞の前癌病変です。高齢者の顔面、手背などの露出部に発生し、ゆっくりと大きさを増します。放置すると約20%は有棘細胞癌になるといわれています。急速な増大・隆起、中央部のただれは癌化の兆候とされています。...

乳がん(にゅうがん)

乳がんは年々増加し、現在、日本の女性のがんの中で最多です。また、乳がんは30~64歳の女性のがん死亡原因の第1位です。確実な予防法はありませんが、早期発見すれば高い確率で治せる病気です。早期発見、早期治療が重要です。 乳がんのほとんどは、乳...

熱傷(ねっしょう)

小さな熱傷から全身管理を要する広範囲熱傷まで、また新鮮な熱傷から時間が経過した熱傷まで、すべての熱傷が対象となります。重症熱傷は集中治療科をはじめ各科の協力をいただきながら、初期のショック期から数回の手術を経て社会復帰に至るまで総合的に治療...

脳腫瘍(のうしゅよう)

頭蓋内に発生する原発性および転移性(他の臓器の癌などの転移によるもの)の腫瘍の総称です。原発性脳腫瘍の頻度は人口10万人に対し年間12.5人といわれています。治療法は、手術(腫瘍摘出術)、放射線療法や化学療法(抗癌剤による治療)があり、腫瘍...