病名 五十音別 さ行

糸球体・尿細管間質疾患(しきゅうたい・にょうさいかんかんしつしっかん)

糸球体・尿細管間質疾患に関して、大田部長が症例を厳選して腎生検を実施おり、その実施件数は年間約30件です。光顕・電顕・蛍光抗体法に加えて特殊染色も可能な病理科とともに診断に当たっています。...

脂質異常症(高脂血症)(ししついじょうしょう、こうしけっしょう)

コレステロールや中性脂肪が増加する病気で、糖尿病と同様急速に増加しており、日本人では約2800万人とされています。脂質異常症自身は自覚症状はありませんが、動脈硬化をひきおこし、脳梗塞や心筋梗塞を発症します。治療の基本は脂肪、コレステロール摂...

手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)

手掌多汗症とは手のひらに「異常に汗をかく」状態のことをいいます。私たちの血圧や心拍数、発汗などは自律神経によって制御を受けています。いわゆるテンションを上げる「交感神経」とα波が出てリラックスさせる「副交感神経」がうまくバランスを保って生活...

心筋症(しんきんしょう)

心臓の筋肉が異常に肥厚したり(肥大型)、び慢性に弱る(拡張型)病気で、高血圧や糖尿病が一因となることがありますが、その多くは原因不明です。...

深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)

深部静脈血栓症とは、足の静脈の中に血の塊(血栓)が出来て静脈の流れをせき止めてしまう病気です。足のふくらはぎの筋肉内の小さな静脈の中に血栓ができる場合はあまり問題になりませんが、膝の裏側から太もも、お腹の中の静脈に血栓ができた場合は、症状が...

縦隔腫瘍(胸腺腫,胸腺がん,嚢胞性腫瘍,神経性腫瘍など)(じゅうかくしゅよう、きょうせんしゅ、きょうせんがん、のうほうせいしゅよう、しんけいせいしゅよう)

胸部外科領域で肺がんと並んで頻度の高い疾患として縦隔腫瘍があります。「縦隔」とは臓器の名称ではなく、右と左の胸腔を「縦に隔てている」胸部中央の場所あるいは部位の名前です。縦隔には心臓、大血管を始め気管、食道、脊椎(脊髄)など重要な臓器が狭い...

褥瘡・難治性潰瘍(じょくそう、なんちせいかいよう)

厄介な疾患群ですが、患者さんの状態に応じて保存的、外科的治療の両方を行っています。...

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

境界のはっきりした、周りの皮膚よりわずかに盛り上がった赤い発疹で、表面に白い厚い角質を付けるのが特徴です。頭、肘、膝にできやすい傾向があります。遺伝的体質に環境因子が加わり発症するとされていますが、原因はまだ不明です。もともと欧米人に多い疾...

膵癌(すいがん)

「高難易度手術」に分類される手術を必要としますが、十分な知識と経験を持った外科医がきちんと切除しなければ、すぐに再発する癌です。...

睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)

睡眠時無呼吸症候群は、大きないびきを伴い、睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。寝ているときの病気ですので、本人の自覚がなく、周りの人から大きないびきや無呼吸を指摘されてわかることが多いようです。医学的には「10...

声帯ポリープ(声帯結節)(せいたいぽりーぷ、せいたいけっせつ)

嗄声サセイという声のかすれ。ポリープが大きくなると発声困難となります。またポリープ様声帯という声帯全体が浮腫状にはれる病気では,たばこと関係があり,手術で完璧に声帯全体のはれがとれないため、嗄声の改善がむずかしい場合があります。...

手足の先天異常・外傷(せんてんいじょう、がいしょう)

多合指(趾)症などの先天異常は、原則として生後6ヶ月から1年の間に形成手術を行っています。その後は成長の具合を経過観察しています。また、外傷では、皮膚のみならず、神経・血管・腱の損傷にも対応しています。...

ソケイヘルニア、大腿ヘルニア(そけいへるにあ、だいたいへるにあ)

いわゆる脱腸といわれる疾患で、腹壁の弱いところに臓器が脱出するものです。脚の付け根の鼡径部に多くみられます。最近は「腹腔鏡下手術」と従来の「前方到達法」を患者様にふさわしい方を選んで行っております。...