診療科別 内科(内分泌代謝内科)

脂質異常症(高脂血症)(ししついじょうしょう、こうしけっしょう)

コレステロールや中性脂肪が増加する病気で、糖尿病と同様急速に増加しており、日本人では約2800万人とされています。脂質異常症自身は自覚症状はありませんが、動脈硬化をひきおこし、脳梗塞や心筋梗塞を発症します。治療の基本は脂肪、コレステロール摂...

糖尿病(とうにょうびょう)

膵臓で作られるインスリンが不足しているか、その作用が妨げられて、血糖が異常に増加する病気です。インスリンの全く分泌されない1型糖尿病と、過食、栄養の偏った食生活、肥満、運動不足、ストレスなどの生活習慣が発症の引き金となり、生活の近代化、欧米...

バセドウ病(ばせどうびょう)

原因は不明ですが甲状腺を刺激する抗体ができて、甲状腺機能が亢進する病気です。甲状腺腫大、頻脈、眼球突出、手指振戦、体重減少を生じます。治療は薬物療法ですが、副作用のため薬物療法ができない時は、放射線療法や手術を行います。食生活ではコンブの過...

慢性甲状腺炎(まんせいこうじょうせんえん)

女性に多く、日本人女性では10人に1人認められる病気です。原因は不明ですが、甲状腺を攻撃する抗体ができて、甲状腺全体に慢性炎症がおこり、甲状腺が腫大してきます。1~2割の患者さんは、甲状腺機能が低下し、全身倦怠感、脱毛、眼瞼浮腫、寒さに弱い...